Barolo Ca'mia '03(Azienda Agricola Brovia) [イタリア]

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本日はイタリアワイン第2章
イタリアワインの王様バローロです。

一昨日ご来店の素敵なおじさま2名様が
カウンターでお食事されながら召し上がられました。
なんでもバローロが大好きだそうで
ワインのお店に行ってはバローロを飲みまくりだとの事!
バローロ飲みまくりとは、全く一般庶民には羨ましい限りです。

うちのお店で「1番おすすめの物を」と言われて、迷わずこのバローロにしました。
最近の流行か傾向か
本来バローロはタンニンが強く、骨太でハルクホーガンのようなワインなのですが
近年モダンスタイルのものが主流になっており
若いうちからエレガントで果実味がしなやか
あまり熟成を要しない早飲みのものが多いように感じます。(あくまで主観です)

ですが、このブロビアさんの頑固ぶりは大したものでありまして
樹齢約50年の古樹からのブドウで昔ながらの製法を守りつつ
新しい技術も取り入れて(利口な頑固です)
ネオクラシックなスタイルのバローロを生みます。(年間わずか3700本しかできません)

プラムやダークチェリーのような香りと、豊満でいて純粋な果実味。
骨格のしっかりしたタンニン。。。
やはり長い熟成が必要とされます。

早くお金に換えられないのは僕らお店に取っても大変な事ですが、
ブロヴィアさんの熱意に敬意を表して、大事に地下セラーで保管させて頂いております。

一年後、二年後と熟成を重ね又違う表情を魅せてくれるワインになると思います。

                                     
田原

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