Puligny Montrachet 1er Cru Clavoillon '98 (Leflaive) [フランス・ブルゴーニュ]

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まだ少しお正月ボケが治っていませんが
新年最初のブログは、ブルゴーニュの白ワイン
ピュリニーモンラッシェ・クラヴォアイヨンです。
造り手はルフレーブ。言わずと知れたトップドメーヌです。

1月5日、新年最初の営業と言う事もあり、景気付けの意味も含め
常連様のM様に開けて頂いて、スタッフ一同ご馳走になりました。

モンラッシェを始め、4つの特級畑の白ワインをリリースしています。
このプルミエ・クリュ(特級の一つ下のクラス、1級の畑)のクラヴォアイヨンという畑ですが
これが、このルフレーブの神髄を比較的お安く?(でも高いです)楽しめる物だと思います。

若いうちは少しばかり刺々しく、ブワァーとくる独特な石油っぽい香りが鼻に突きますが
熟成してくると、日本刀のような鋭い酸味、膨らみと香り高い果実味。
大きく、丸く、複雑でバランスの取れたスケールの大きさを存分に感じ取れます。
この12年の歳月を経たこれは、正にピュリニーの究極となっています。

ブドウ栽培においては、月の満ち欠けに応じた耕作や、グリーンハーベスト
プレパラート(調合肥料)の使用等、厳密なビオディナミ農法です。

ブルゴーニュの造り手は、ビオディナミを行っている所はかなり沢山ありますが
あえて今のビオワインブームに乗っかるようなプロモーションをしないのは流石ですねー
というか、それをやっている事すら「当たり前じゃない?」的な感覚で
表立って、あえて明かさない造り手が多いように思います。
ビオの認定自体が非常に曖昧な事もあり、めんどくさい事もあるんでしょう。
実際、最小限の農薬の使用も必要だと考える造り手さんもいますからね!

この先、ビオワインという言葉が
商売上のうたい文句として一人歩きして行かない事を切に願う2011年の始まりです。


                                    
田原


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