Chateau D'Armailhac '94 [フランス・ボルドー]
本日のワインはボルドーのシャトーダルマイヤックです。
昨日、初めてご来店の男性2名のお客様がカウンターで飲まれました。
なんでもボルドーワインが大好きで、このワインに関しては、ワイン会に出席したのを含め
20ヴィンテージぐらい試されているそうです。(すごい!)
シャトームートン・バロンフィリップの所有するシャトーで、
シャトームートン、シャトークレール・ミロン、そしてこのダルマイヤックがあります。
昔はこのバロン・フィリップの名前でリリースされていましたが
1989年からオリジナルの名前を尊重して、ダルマイヤックの名前に戻りました。
お酒屋さんでもよく売られていますが、個人的には非常にコスパがあると思います。
シャトームートンと同じ醸造チームが造っていますから、きめ細やかで管理の行き届いた
ワインで、畑の位置も隣になります。
ポイヤック地区の特徴を明確かつ、シンプルに体現している味わいで
最初のアタックでガツンとタンニンを感じますが、その後、それがきめ細やかに
口の中で溶けていくまろやかさに変わり、奥行きのある余韻に繋がります。
このワインのように、良い熟成で10年以上経った物は、ほろ苦いビターチョコレートの香りや
シナモンやコーヒー等の後味があり、複雑さが楽しめるのも、又醍醐味ですね。
「気軽にシャトームートン」なんて、アントニオ猪木さんぐらいしか出来ないですから
(ちなみに猪木さんは、ワインを飲むときは必ずロマネ・コンティだそうです)
「シャトームートンのスタイルの片鱗をカジュアルに楽しめる。」
意味でも、飲んでみる価値はあるワインだと思います。
ちなみにラベルの絵は、ムートン・ロートシルト博物館に展示されている
18世紀の小さなバッカス(酒の神)の複製だそうです。
悪酔いしなさそうですね!
(追伸)
昨日ブログでご紹介しましたジビエですが、キジ、山鳥、各2羽ずつありましたが
あっという間に完売してしまいました。
ブログを見て、本日ご予約のお電話を頂きましたが誠に申し訳ありません。
今月15日が猟の最終日ですので、それまでにはもう一度、鹿、鴨、キジ等
を撃ってもらう予定です。又ブログにアップしますのでご予約お待ちしております。
田原
2011-01-08 17:31
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