Corton Clos de la Vigne au Saint Grand Cru 1997 (Louis Latour) [フランス・ブルゴーニュ]
本日のワインはブルゴーニュの赤ワイン。
コルトン・クロ・ド・ラ・ヴィーニュ・オー・サン・グラン・クリュです。(なげー)
昨日、カウンターに来られた男性のお客様に飲んで頂きました。
そしてスタッフ一同ご馳走になりました。(有難うございました!)
造り手は「ルイ・ラトゥール」
いや「ルイ・ラトゥール社」といったほうが正しいかもしれません。
16世紀からブドウ栽培、ワインの販売、ワイン用樽の製造から始まり
大成功を収めたネゴシアンです。
デイリーなワインから、自社畑からの超高価な物まで様々なワインをリリースしています。
(ロマネ・サンヴィヴァンに至っては最高の場所を持っています。)
19世紀後半、ワイン史上最悪の事態「フィロキセラ被害」によって
ブドウ畑が壊滅状態になった後
コルトンの丘に、それまで誰も考え付かなかったシャルドネ種を植え
コルトン・シャルルマーニュを生み出したのも、このルイ・ラトゥールです。
以前ワイン雑誌で、ここのワインカーブの写真が載ってましたが
それはそれは素晴らしく、とてつもなく大きなセラーでした。
現在ではめったにお目にかかれない貴重なヴィンテージワインが沢山眠ってるそうです。
今回のこのコルトンですが、良い熟成を経ております!
抜栓したてから、仄かに甘いスミレの香りが漂い
チャーミングな酸味が爽やかさをもたらし、優しいタンニンが舌をくすぐり
艶やかで柔軟なボディは、リッチさと華やかさを存分に楽しめます。
その威風堂々たるや、流石はグラン・クリュのワインです。
広大な「コルトンの丘」を彷彿させる一本でした。
田原
2011-06-10 16:27
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