Ata Rangi Pinot Noir 06 [オーストラリア、ニュージーランド]

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アタ・ランギ ピノ・ノワール 06

アタ・ランギは、ニュージーランドの北島の南
マーティンボロにあるニュージーランド屈指のワイナリーです。

チェリーやプラムなどの香りに
エキゾチックなスパイスのニュアンス
洗練された柔らかく旨味たっぷりの果実味に
穏やかな酸、タンニンが複雑にからむ深遠な味わいで
長い余韻が楽しめます。


マーティンボーロの伝説的葡萄クローンに「エイベル・クローン」
と言うのがあるそうで

それは、マルコム・エイブルがつくったクローンなのですが、
実は、数十年前、ブルゴーニュに行ったワイン愛好家の方が、
ロマネコンティから一本のぶどうの木の枝を長靴の中にいれて持ち帰りました。

そのとき、ワイナリーのオーナーでもあり、長年通関の職員をしていたエイブルは、
その青年の行動を不振に思い、その枝を取り上げたのです。

その青年は結局しぶしぶロマネコンティから持ってきたことをエイブルに伝えます。

しかし、検疫を受けていない植物の持込はニュージーランドでは
植物の生態がかわるということで、禁止ですので、当然取り上げられます。

実はこのとき、その取り上げた枝は実はエイブルが自宅に持ち帰り、
自分のぶどう畑に植えていたのです。

そのワイナリーで勉強していたのがアタ・ランギのクライヴ・ペイトンです


そして数年後、ちゃっかりと、「ロマネコンティの葡萄から出来たワイン」
として苗木を売り始め

それがエイブル・クローンと言われ、
現在は多くのワイナリーでつかわれているそうです。

そんな話を
いつも風呂敷でワインを持ってくるオシャレな
ニューワールドワインの伝道師
イケメン営業マンT山さんが言ってました。



丹羽



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