Pommard 1er Cru Les Chanlins 1999 (Vincent Girardin) [フランス・ブルゴーニュ]

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バカンスをフランスでたっぷりと満喫して参りました!
今日から(正確には昨日から)又、リフレッシュして頑張ります。

さて本日のワインはブルゴーニュの赤ワイン、「ポマール・レ・シャンラン」
造り手は「ヴァンサン・ジラルダン」です。

昨日ご来店のお客様に飲んで頂きました。
8月から9月にかけてのお勧めボトルページで売る為に2ケース仕入れたのですが
あっと言う間に売れてしまい最後の1本でした。有難うございましたー

「新進気鋭のドメーヌ」等と言われ早10年位経ったでしょうか?
ワインラバー達に絶大な支持を受け、予約販売の時点で即完売の人気ぶりで
お酒屋さん等でも少量見かける程度のワインでした。

ブドウだけ買ってワインを造るネゴシアン業とドメーヌ業を上手く使い分けしながら
経営しています。(ワイン造りもさる事ながら経営も上手なようです!)
特質するのは白ワインで、コルトン・シャルルマーニュ
ムルソー、シャサーニュ、ピュリニー、サンロマンe.t.c...なんでもござれ!です。
ですがどれもクオリティーは非常に高く、
ハズレがありませんから安心して使えるアイテムでもあります。

この人の赤ワインでは「エシェゾー」や「ヴォ―ヌ・ロマネ」なんかも造っていますが
やはり真骨頂は南ブルゴーニュ、コート・ド・ボーヌのこのポマールでしょう。

農薬は使わず、動物の糞やブドウの皮で造ったコンポストと言われる
オーガニック肥料を用い、微生物の働きを活性化する為に常に土をフカフカの柔らかい状態
で保っているそうです。(この上で寝れそう!)
フランスのビオロジック認証団体に登録はしていますが、あえてラベル表記はしていません。

手塩にかけて造られたこの畑からのワインは
密度の濃い粘性に富んだ構造で、エレガントなアロマとブーケの香り。
チェリーやプラムを連想させる妖艶なアタック。
細やかで嫌味のないタンニンが手を繋いで一緒に心地よい余韻へと連れて行ってくれます。
勿論ポマールらしい動物的な香りや、土っぽいニュアンスも備えている
秀逸なポマールだと思います。

「ブログで読んだこのワイン下さい!」
と言われても、もう売り切れたワインのご紹介でした。

ゴメンネーゴメンネー(又、入荷したらお知らせします)


田原





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