Beaune Clos des Ursules 1er Cru 96(Louis Jadot) [フランス・ブルゴーニュ]

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2,3日秋らしくなってきたなーと思いきや
今日は夏日が戻って暑いですねー
少し夏の疲れが溜まってバテ気味ですが、頑張って今日も営業します。

さて、本日のワインはブルゴーニュの赤ワイン。「ボーヌ・クロ・デ・ズシュール」です。
造り手はルイ・ジャド。

昨日ご来店のお客様に飲んで頂きました。

ヴィンテージはちょこちょこ変わりますが
何年も前からうちのリストに必ずあるルイ・ジャドの自社畑のワインです。

この造り手は、お安いテーブルワインから超高価なワインまでリリースしている
フランスでも指折りの大手ネゴシアンです。

お安い価格帯のワインでもスタンダードレベルの物をしっかりと造り
自社畑から造られるワインは、これ又気合の入った味わいの物を造ります。
飛び抜けて120点ーみたいなワインはありませんが(あったらゴメンなさい)
全てのワインが品質が安定していて、平均点以上といった所です。

日本でいうトヨタみたいな会社で、カローラも素晴らしい品質ですが
その一方で、レクサスのようなフラッグシップになる超高級車も造れる。
(トヨタのフラッグシップはやっぱカローラかな?)
でもフェラーリやポルシェのようなスーパーカーを造る会社とは少し個性が違います。

さてこの「クロ・デ・ズシュール」。無理やりカタカナ表記ですが
1826年にこのルイ・ジャドが購入して以来、自社畑でのワイン造りを続けています。

明るいオレンジの色調だけでも「美味そー」な予感ですが
咲いたばかりの朝露に濡れた朝顔のような香りから始まり、
土ッぽい大地のニュアンスと、肌寒さを感じるタンニン、ハーブのフィニッシュ。
幾重にも塗られた油絵ように、幾つものニュアンスが次々に顔を覗かせ
それが又バラバラではなく、美味しいハーモーニーを奏でるようにまとまりを魅せます。

小学生の頃、夏休みの早朝ラジオ体操から帰ってきた時の達成感を思いだす
「ルイ・ジャド」のワインでした。

ラジオ体操から帰ってきたら大体もう1回寝てたよね。


田原




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