Nicolas Feuillatte 2004 [シャンパン、スパークリング]

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本日はシャンパーニュのご紹介です。ニコラ・フィアット2004年です。
先週の土曜日ご来店されたお客様に飲んで頂きました。

このシャンパンメーカーは1976年に創業した新しいメーカーですが
近年メキメキと評価を高めている注目のシャンパンであります。
余談ですがこの2004年はワインスペクター誌で91点という高得点を獲得しています。

もともとアメリカでコーヒーの輸入業で財を成したオーナーさんで
1971年にニコラ・フィアット生産共同組合を発足させ
信頼出来るブドウ生産者の安定的な確保と
近代的な設備投資、大規模な貯蔵タンクの設置等々。。。
今やシャンパーニュ地方最大の協同組合となっています。

以前このシャンパンの「パルム・ドール」というトップキュベを
常連のお客様に飲んで頂いた事がありますが
バブル時代を彷彿させるようなゴージャスな瓶で(キャバクラでウケそうです!)
味わいは値段からすると打倒かな?というイメージでした。

が、今回のこのミレジムは非常にコストパフォーマンスに長けています。
泡のパワーが強いのですが、喉を突くような刺々しいタイプの物ではなく
口の中に入れてから「ブワー」っと弾ける泡立ちで
ハーブのアロマと程よい果実の厚みがあり、飲みごたえを感じますが
あくまで食中酒の枠は超えていない。

「食べ物のように飲む」ような厚みが過剰な有名シャンパンもありますが
控え目で自らの立ち位置をよく理解しているかのような味わいです。

秋の深まるこの時期からお勧めしたい「ニコラ・フィアット」のご紹介でした。


田原
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