Guy Michel & Fils Brut Tradition 1989 [シャンパン、スパークリング]

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超寒いです!体調管理には気を付けましょう!

さて、本日ご紹介するのはシャンパンです。
名前は「ギィ・ミッシェル・トラディッション1989」です。

一昨日ご来店された常連様T様に飲んで頂きました。
たまたま居合わせたうちの店の昔のスタッフ平原君も1杯ご馳走になりました。
この平原君は、ブログでもご紹介しましたが11月に念願の独立を果たしまして
旗の台でピッツェリアを始めました。(Routine Dining)
この日が今年最後のお休みだそうで、この後12月は無休で営業するそうです。
薪窯で焼き上げる本格派のピザは常時10種類ほどの種類があり
どれも1000円台で食べれ、コスパ抜群です。
お近くにお寄りの際は是非遊びに行って下さい!

告知はこの辺にして
このシャンパンはエペルネの隣「ピエリ」という村にあり
現在で5代目、1800年代からこの地でワイン造りを営んでいる旧家です。
ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区とコート・デ・ブラン地区のちょうど境目にある為
この両地区の看板品種ピノ・ムニエ種とシャルドネ種がどちらとも栽培出来る利点があり
又、10個の自社畑を持っていて、すべの畑が南斜面の好立地に位置し
粘土質とライムストーンから形成された様々な個性を産みだす土壌から
素晴らしいシャンパンが造られます。

ちなみにこのライムストーンていうのは石灰岩の事ですが
大昔の貝類等の化石が沈殿して、化学反応を起こし堆積して出来た天然石で
落ち着きのあるベージュの色合いで、切った断面も1枚1枚表情が微妙に違い
癒しの心持にさせてくれる個人的にも大好きな石です。
ヨーロッパの教会はこの石で造られている物が多いように思います。

さて味わいですが
シャルドネ種50%ピノ・ムニエ種40%シャルドネ種10%から造られ
杏やフルーツコンポートのような香りとコクのある複雑味
優しい小さな泡と粘性に富んだ液体が口の中で纏わり付くように喉へと運ばれます。
ブランデーのような余韻がそろそろ訪れるピークアウトを予感させますが
フィニッシュはあくまで心地よく、まさにライムストーンのように様々な表情があり
20年以上の歳月を経た独特の世界観を魅せてくれます。

ヴィンテージシャンパンの世界。あなたも覗いてみませんか?


田原


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