Gevrey Chambertin Clos Tamisot 06(Pierre Damoy) [フランス・ブルゴーニュ]

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今日は寒ーい日曜日です。
にも関わらず沢山ご予約頂いておりまして、感謝の一言でございます。
明日はお休みですので、最後の一日、気張っていきます。

さて、本日のワインはブルゴーニュの赤ワイン
「ジュブレ・シャンベルタン・クロ・タミゾ」造り手は「ピエール・ダモア」です。
昨日ご来店頂いたお客様に飲んで頂きました。

1840年代に「ジュリアン・ダモア」によって設立された歴史あるドメーヌで
自社畑の95%がジュブレ・シャンベルタン。そのうちの80%がグラン・クリュ。という
まさにミスタージュブレ・シャンベルタンと言っても過言ではない方だと思います。

ドメーヌのすぐ裏手に広がるのがこの「クロ・タミゾ」という畑ですが
その全てをこのピエール・ダモアが単独所有しています。
特級畑ではありませんが、ポテンシャルは特級並と言われています。

近年、早飲みタイプの「モダンスタイル」なるワインが沢山出回っておりますが
お店を経営していますと、リリースされてすぐに楽しめるブルゴーニュワインは
比較的お安い価格でお客様に提供できて非常に重宝します。

しかしこのピエール・ダモアはその対極と言っていいクラシックな造りをしますので
美味しく頂ける、いわゆる「飲み頃」になるまでには少々歳月を必要とされます。

今回のこのワインは2006年ヴィンテージで6年の歳月は経過してしていますが
欲を言えばもう2.3年は置きたいかなーと言った所です。
しかし、今飲んでも充分にポテンシャルは楽しめるレベルだと判断します。

先日、某有名フレンチレストランに食事に行きましたが
古典的な醸造をする造り手の若いヴィンテージワイン。
しかも特級畑の物(2008年や2009年)を
平気でオンリストしてるのにはかなりビビりました。
(リストの80%は若いヴィンテージでした)
せっかく上質な味わいのフルコースを提供しているのなら
それに見合うワインリストを作れば。。。
は、よそのお店の事なので野暮な事をいうのはこのへんで止めにします。

この方のワインに共通していえる事は
味わいの構造がしっかりとしていて強めのタンニンがあるのですが
筋肉質な「どや!」という味わいはさほど感じない事だと思います。
木苺のようなチャーミングな酸味が際立っているのと
パンチの効いたスパイシーな余韻がそうさせるのかも知れません。

ピエール・ダモアの単独所有畑「クロ・タミゾ」
お試し下さい!


田原



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