Amarone della Valpolicella 2006 (Ferragu Carlo) [イタリア]

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本日のワインはイタリアの赤ワイン「アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ」
造り手は「フェラッグ・カルロ」です。

これはうちのお店のワインではなく
名古屋にあるイタリアワインバー「LUNA」というお店の店長さんから頂いた物です。

繭の常連様でMさんという方がいらっしゃいます。
週に2.3回はお見えになり、早い時間カウンターでお一人で食事をされます。
彼のフェイスブックでアップされる「本日も繭でお一人様。。。」
というのが最近密かなブームになっていて、今年の流行語大賞を狙ってます。
お医者さんをやられていまして、なかなかのイケメンですが少々チャライです。
僕との約束は良く忘れますが、女の子との約束は忘れません。
この方が以前お勤めになっていた大学病院が名古屋にあり
そして当時行きつけだったのがこの「LUNA」と言うお店でして
土曜日にそこの店長さんが東京に遊びに来るのを機に
Mさんが大好きなこのワインをおみやげで持って来てくれ
スタッフみんなで頂きました。

長い前置きでしたが、このアマローネと言うのは
イタリアヴェネト州のヴァルポリチェッラという区画から造られ
更にアマローネとしてリリースされる物は
ブドウを房ごと数か月間陰干して、糖度を増した状態で醸造した後
2年以上の樽熟成も義務付けられています。

完全に発酵させアルコール度数も高めに辛口として造られますが
発酵を途中で止め、甘口として造られるのを「レチョート」といいます。
この「レチョート」は以前食後酒として使っていましたが女子に大人気でした。
一応、辛口、甘口ですが、個人的には、甘口と大甘口だと思いますが???

日本語だと「甘ーいーね」みたいな発音ですがイタリア語で「苦い」という意味です。
ブドウ品種はコルヴィーナ、ロンディネッラ、モリナーラ等が主要品種で使われます。
イタリアのブドウ品種は本当に覚えにくい!

ひと口目からドスン!とボディ・ブローをくらったような重たい口当たりで
ブルーベリーやカシス等のジャムの香りとチョコレートやシガーのニュアンス。
粘性の強さと樽香に合い混じり、煮詰めたフルーツコンポートを連想させますが
アルコール17%にしては嫌味なアルコール感は後味に残らず
クリアな凝縮感が心地よい余韻を楽しませてくれます。

名古屋に行く機会のある方、「LUNA」へどうぞ!


田原



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