Jacques Selosse Grand Cru Extra Brut Les Carelles N.V [シャンパン、スパークリング]

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今日は週末金曜日。
ですがあまり予約が入っておりません。
お暇な方はお寄り下さい。お待ちしております!

さて、本日はシャンパーニュのご紹介です。
「ジャックセロス・グランクリュ・エキストラブリュット・レ・キャレル」です。
常連様Z様に飲んで頂きました。

何度もこのブログでご紹介しています
ジャック・セロスのシャンパンですが
この「キャレル」は生産量2000本あるかどうかぐらいですので
日本にもそれ程入荷されていないと思います。

アンセルム・セロスが7年の構想を経て
テロワールの個性にスポットを当てて造り始めた
「リューディ」にこだわった6区画の単一畑のうちのひとつで
シャルドネ種の聖地とも言うべきメニル・シュール・オジェ村からのブドウで造られます。
そしてかのクリュッグの「クロ・ド・メニル」から
僅か200mしか離れていない好立地に位置します。

「リューディ」というのは簡単に言うと命名されたブドウ畑の区画の事です。
混同し易いのが「クロ」と言うのがありますが
直訳すると「石垣」の事で歴史的にこの石垣に囲まれていた
ブドウ畑の区画の事を「クロ」と言います。
ですからブルゴーニュ最大の面積を誇る「クロ・ド・ヴージョ」は
かなりの広範囲に渡って石垣で囲まれていたと想像出来ます。
今回のこのシャンパンは「キャレル」という名のリューディという事になります。

ただ「クロ」や「リューディ」はあくまで土壌の共通性を示す物であり
品質の高さを表す物ではありませんのでご注意を!

さて、この「キャレル」ですがヴィンテージ表記こそノン・ヴィンテージですが
2003年のワイン単独で醸造されています。
アタックの泡立ちがキメ細かく、とにかく優しい。
それでいて口に含んで1.2秒経ってからの泡の爆発力が素晴らしく繊細。
ローストしたナッツや胡桃の香りと芳醇でグラマラスな果実味
ピンと際立つミネラル感からシャープな酸味と脳裏に焼き付く余韻。
アタックから余韻まで起承転結を演出しているような?
チョット気難しい映画を魅せられているような?
そんな印象を持ちました。

シャルドネの魔術師。恐るべし!
そんな1本でございました。
Z様ご馳走様でした。


田原



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