Clos de Vougeot Grand Cru 1996 (Alain Hudelot Noellat) [フランス・ブルゴーニュ]
4月も終盤に差し掛かり、寒の戻りがあったり、夏日のような暑さだったりと
異常気象の毎日で体調管理が大変です。
今日の東京は小雨がぱらつき不快感満載ですが
気つけにシャンパンでも飲んで頑張ります!
さて、本日ご紹介のワインはブルゴーニュの赤ワイン
「クロ ド ヴージョ グラン クリュ」
造り手は「アラン・ユドロ・ノエラ」です。
昨日ご来店のお客様に飲んで頂きました。
何度かこのブログでもご紹介した造り手で
現当主、アランの奥様が伝説の造り手「シャルル・ノエラ」の孫娘にあたります。
この方のワイン造りは一貫しており
果実味の豊満な色調の濃い長期熟成に耐えるワインを造ります。
と言っても15年、20年しないと飲めない。という程では無く
5年、10年で充分にその真価を発揮します。
もともとフランス国内で熱狂的なファンが多い為
国外に輸出されるのは僅か20%ぐらいだそうですから
非常に希少価値のあるワインだと言えます。
近年、殆んどの造り手が行っているであろう「ヴァンダンジュ・ヴェール」
完熟する前のブドウやブドウ樹の葉を剪定して、風通しを良くし病気を防いだり
又、ブドウの収量をコントロールする事により
ブドウ樹に残ったぶどうに、より多くの栄養を行き渡らせたりしますが
この作業を一切行いません。
ですから、あくまで自然のまま、ありのままのワイン造りです。
味わいも素晴らしく
骨格のしっかりとした肉付きの良い果実味から
ローズ、シナモン、グロゼイユ、スペアミント、ドライフルーツ等々。。。
様々な要素がたっぷりと抽出され、明確な輪郭と液体の集中力を感じます。
更に16年もの長い熟成からくるしなやかなタッチ。
その全てが一体となり、バランスの良い味わいを生みだしています。
機会があればお試し下さい!
田原
2013-04-24 17:56
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