Alsace Riesling 2010 (Trimbach) [フランス・その他]

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先週の日曜日に風邪をひいてから1週間。
皮肉なもので、そんな時に限ってお客様で賑わう1週間となりました。
まだ万全の体調ではありませんが今日1日頑張っていきます。
みなさまも体調管理には充分気を付けましょう!

さて、本日ご紹介するワインはアルザス地方の白ワイン
「アルザス・リースリング2010」 造り手は「トリンバック」です。

先日当店で開催したアルザスフェアーで使ったアイテムですが
お客様に評判が良かったのでボトルでご提供しております。
アルザスの地方料理と一緒に6種類の様々なブドウ品種の個性を
楽しめる機会等あまり無い為、ご来店頂いたお客様にも大好評で幕を閉じました。
又、ドメーヌ・ジョスメイヤーのクリストフ氏にも来店して頂き
アルザスワインについて色々と語ってもらいました。

料理があってのワイン。そしてワインがあってこその料理。
BGMで流れるパトリシア・カースの歌を聞きながらの食事は
アルザスの地方料理と彼が手がけたピノ・ブラン。
「まるで自宅で食事をしているかのようなリラックス出来る空間だ。」
と言った彼の言葉を聞いて
改めてワインや食事のあり方、そして私達ワインに携わる仕事をする者の正しい立ち位置等
沢山の事を考えさせられました。

トリンバックに話を戻しますが、この地アルザスにおいて大手の造り手でして
アルザス品種はなんでも造りますが、中でも特質してるのがこのリースリング種で
「トリンバックのリースリングはアルザスのリースリングのお手本だ。」等と言われますが
ブドウの熟度の高さ、収量の制限、細やかな選果。
そしてブドウのキャラクターを最大限に引き出す為のステンレスタンクと大樽の併用。

火打石を感じる塩っぽいたっぷりのミネラル。バランスが良くフレッシュでドライ。
若々しく躍動感に溢れたリズミカルな印象のまま長い余韻が続きます。
長期熟成させて。と言う方もいるようですが
個人的には若いヴィンテージのフレッシュ感を食事と一緒に楽しんでもらいたいです。

昔、フランスで一緒に働いていた仲間に
私の生まれ年のアルザス・リースリング1971年を
パリの自宅で飲ませてもらった事がありますが
状態も良く、素晴らしく美味しいワインでして
「リースリング種がこんなに長熟に耐えられる。」
というのにはかなり驚かされたのを憶えています。
そしてお値段を聞いて又ビックリ!日本円で当時1500円ぐらいだったと思います。
日本ではまずお目にかかれませんが
本国フランスにはまだまだこういうお宝が沢山眠っているようです。羨ましー

リースリングのお手本。お試しを!


田原




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