Vinsobres Cuvee Emile 2007 (La Pequelette) [フランス・その他]
冷たい雨の日曜日。
急に寒くなりましたので風邪をひかないよう気を付けましょう!
さて、本日ご紹介のワインはコート・デュ・ローヌの赤ワイン
「ヴァンソーブル・キュベ・エミール」です。
昨日ご来店のお客様に飲んで頂きました。
かなりマイナーなアペラシオンですが
2005年にAOCに昇格したばかりのローヌ地方にある小さな村「ヴァンソーブル」のワインです。
セドリック・ギョーム・コルバン氏がビオディナミ農法でブドウの栽培から
瓶詰めまで全て1人で行っている小さなドメーヌです。
ローヌのワインというと秋口、少し寒くなってきたこの時期、茸や栗、ジビエ等
秋の食材と共に飲んで頂くと、しっかりとした厚みのある味わいが
最高のマリアージュを魅せてくれるので良くお客様にお勧めする鉄板のアイテムです。
甘草やベリーを想わせる甘い香りとはうらはらに野イチゴのようなスッキリとした酸味。
口当たりに雑味が無く、クリアでスッと体に溶け込んでいくようです。
グルナッシュ種やシラー種特有のスパイシーな感じはあまり無く
余韻に来る、新緑をイメージさせるハーブの香りが印象的です。
しかしながら決して軽くて薄い液体では無く、凝縮感溢れる果実味に富んでいます。
旨味の核がしっかりとしていて、淡く澄んだブルーのタッチで描いた水彩画の如く
そして、又、秋の日の朝の爽快感を連想させます。
さて、ローヌの季節到来。
鹿も猪も入荷しています。
マリアージュをお試し下さい!
田原
2013-10-20 17:42
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