Nuit Saint Georges Charmotto 1999 (George Chicotot) [フランス・ブルゴーニュ]

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毎日慌ただしい日々が続いております。
12月も終盤になり、年末ムードが高まってきました。
本日24日(火)と明日25日(水)、早い時間帯は満席になっております。
21時30分以降であれば若干個室の御用意が可能です。
お食事後にでも1杯飲みにお立ち寄り下さい!

さて、本日ご紹介のワインはブルゴーニュの赤ワイン
「ニュイ・サン・ジョルジュ・シャルモット1999」
造り手は「ジョルジュ・シコト」です。

昨日ご来店されたお客様に飲んで頂きました。

この仕事で色々なワインを取り扱っていると
聞いた事も無い造り手に当たる事もしばしあります。

造り手自体が既に亡くなっていて
その造り手のバックヴィンテージがネゴシアンの蔵から出てきたり
実は昔から有名な造り手なのに、畑の相続等で別の名前でリリースしてたり
単純に新しい造り手の為、まだ世に知られていない。等々。。。
理由は様々です。

このワインもまさにそれでして
お酒屋さんにも造り手の情報が全く無い有り様でしたが
1本だけ仕入れ、スタッフで味見した所
とても良い味わいだったので1ケース仕入れる事になりました。
後に輸入元から資料を貰い調べた所
非常に小さなドメーヌだと言う事が分かりました。

夫婦2人と長男の3人で畑仕事からワイン造りまでを行い
年間1600ケース程しか造られていません。
又、樽熟成の際、ドミニク・ローランのマジック・カスクを10%程使うようです。

14年もの熟成を経たワインですが色調も濃く
クラシックな醸造を想像させます。

シルキーでキメの細かいタンニンが印象的で
赤系果実の凝縮したエキス。舌を心地よく刺激するキュートで穏やかな酸味。
余韻を持続させる艶のある奥行き。そしてその全ての中心にある旨味の核。
これら全てがバランス良く立体感のある味の構造を脳裏に投影させます。

素直でストレートな熟成ワインの良さが詰まった味わいだと思います。


無名の名手。お試しを!


田原









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