Gevrey Chambertin Aux Etelois 08 (Maume) [フランス・ブルゴーニュ]
西日本は大雨のようですが、東京は毎日30度を超える猛暑日が続いております。
今日、明日は麻布十番祭りだとの事で、人ごみが苦手な方は渋谷へどうぞ!
さて、本日ご紹介のワインはブルゴーニュの赤ワイン
「ジュブレ・シャンベルタン・オーエトロア」、造り手は「モーム」です。
昨日ご来店のお客様に飲んで頂きました。
最近あまり市場で見かけなくなったような気がしますが、久々の入荷です。
古典的なジュブレの造り手として有名でして
畑こそ小さいですが、ジュブレ・シャンベルタン村の中に
「シャンポー」や「ラヴォーサンジャック」といった1級畑
そして「シャルム・シャンベルタン」や「シャンベルタン」と言った特級畑等々
数々の素晴らしいポテンシャルを持った畑を所有しており
樹齢50年を超える古樹も沢山あると聞きます。
しかしインポーターさんの話だと
兄弟間でブドウ畑の相続の問題で
2012年にカナダ資本の会社から買収されたようです。
現在は、ここで醸造長を務めていた息子のベルトラン・モームが残り
雇われとして醸造を手伝っているようです。
いったい幾らで売れたのでしょう?うん億?かな?
少々悲しいお話でした。
しかしながら味わいは、相変わらず非常にクオリティーが高いです。
エキス分が高く、それでいて嫌味が無く、タンニンも優しく、柔らかく。
なのに重心の低さを感じるどっしりとした質感。
ローズのような香りの中にある躍動感溢れる快活な酸味が
長い余韻に寄り添い、柔らかい印象ですが強い大地のメッセージを受け取れます。
機会があれば是非お試しを!
田原
2014-08-23 18:05
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0