Volnay 1er Cru Taillepied 2000 (Marquis d'Angerville) [フランス・ブルゴーニュ]

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今日は近所でハロウィンパーティーをやってる事もあり
街が子供達で賑わっています。軽く子供からからまれながらの通勤でした。
おいちゃん、飴持ってないからねーー。(笑)

さて、本日ご紹介のワインはブルゴーニュの赤ワイン「ヴォルネイ・タイユピエ2000」
造り手は「マルキ・ダンジェルヴィル」です。

このブログでも何度かご紹介した事のある南ブルゴーニュを代表する素晴らしい造り手です。
現在は先代の息子がドメーヌを継ぎ、完全なビオディナミ農法でブドウを栽培しています。

ワインバー繭と恵比寿ダンヴィーヴァで計7年間務め
この度、結婚を機に新潟に帰る事となりました武石君の最終日に
太田様ご夫妻に開けて頂きました。
ついでに付いてきた、元スタッフ木嶋麻子ソムリエールも同席でした。(笑)

このワインは南ブルゴーニュのヴォルネイ村で造られるワインですが
長期熟成してこそ、その真価を発揮する。
まさに、クラシックスタイルのワインを造り続ける
頑固一徹な造り手が数多く残る「名ドメーヌの宝庫」とも言えるアペラシオンです。

日当たりの良く水捌けの良い勾配の急な斜面にこの畑「タイユピエ」は位置し
直訳すると「足が疲れる」という意味からも分かるように
農作業が大変な場所である事は間違いありません。

一般にヴォルネイ村の中でもこの畑からのワインは
骨格が太く、力強いストラクチャーを持つ。と言われますが
このダンジェルヴィルのワインは素晴らしい果実感に満ち溢れていながら
エレガントな伸びのある優しさや繊細さを持つエレガントなタッチです。
ヴィンテージも2000年のワインですから、14年間の熟成からくる柔らかさも勿論あると思います。

甘いローズのような香り、土っぽさやミネラル感、シルクのような口当たり。
全体像としては軽やかな印象を持ちますが
決して「薄旨系」や「だし汁系」等と表現されるような味わいとは別物です。

軽やかさの中心にある、ウルトラマンのスぺシウム光線の如く
一本の力強い複雑味のある味わいの「核」のパワーが余韻まで続きます。
そしてそのスぺシウム光線の周りにある様々な味の要素が一体となり
大きなオーブを造り上げ、高貴な気品とブドウの持つエネルギーを存分に感じさせます。

太田ご夫妻。素晴らしいワインをご馳走様でした!
そして武石君の新潟に帰ってからの活躍を期待します。

シュワッチ!!!


田原






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