Meursault Clos du Murger '13 Albert Grivault [フランス・ブルゴーニュ]

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いよいよ今週末に迫って来ました.....焦りを通り越して情緒が不安定になっている
ソムリエ見習いの雨宮です!!
今回はブルゴーニュでのワインツアーの事を書こうと思っていたんですが
またまたおいしいワインに出会ってしまったので先にこちらを。(笑)




「ムルソー クロ デュ ミュルジュ 2013 アルベール グリヴォ―」です!
まさにフランスでこの地の畑を見てきて、その地のワインに特別な思いがありますが
その中でもこの造り手!アルベールグリヴォ―!
ムルソーの中でも好きな造り手の一人です!


グリヴォ―は1級や特級に最も近いクオリティのワインを産み出すといわれる
クロデペリエールの畑も所有していますが、今回のは村名ワイン。
しかし先祖代々この地でワイン造りをしてきたアルベールグリヴォ―のワインは
村名にして偉大な風格が備わっています!


ムルソーというとやはり突出したミネラル感や、最近の傾向だと樽を使って
重厚感を演習しているものも多いですが、アルベールグリヴォ―のムルソーは違います!


勿論、樽熟成11ヶ月(新樽比率10%)させている点もありますが、そのリッチさは
葡萄由来、畑由来の自然な重厚感で厚化粧さが全く感じられません!
コントラフォンのムルソーもそうですが、果実味のパイナップル感と言いますか(笑)
リッチで豊満!それでいてムルソーらしいミネラル感とのコントラストが
エレガントです!


個人的にはどストライクなムルソーです。(笑)
他にはないと言いますか、この果実感のワインにはなかなか出会えないっ(泣)
ワインを口に含んだ時に最初に感じられる要素だけあって、僕の中では1番重視する
ポイントかもしれません!


ムルソーの畑にはゴロゴロとした石ころが転がっていて、その理由の一つにが
かつてその地は石切り場(ペリエール)で、石を切ったときに出る細かい石だそうです。
よくテロワールとは自然の営みで生まれたものと言われ、人の知らない所で
勝手に形作っていくものだと思っていましたが、そうではなくて
人と自然とが関わり合って織りなすものなのだと聞かされ、ワインと人はこうも太古から
深く関わり合ってきたのだなと感心させられました!



なかでもこのアルベールグリヴォ―の畑は粘土質が多く、適度に水分を含み
「良い葡萄」ができる環境が整っているのです!
それゆえの果実感なのでしょうか.....
ムルソーを飲まれるときは、是非アルベールグリヴォ―を!
2012年ヴィンテージから村名ワインにクロデュミュルジュと名前が付きましたが
村名ワインで十分偉大で、「ムルソー」の持つ1つの世界観を堪能できると思います!


お試しあれ!!!


雨宮
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