Petit Enira 2011 [ブルガリア]

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早いもので2017年も残り4ヶ月!!
9月に入りました、ソムリエ見習いの雨宮です!
ここ1週間くらい秋の様な涼しい日が続いていますが、涼しくなってくると
食欲の秋という事で、食事は勿論ワインの方も様々なタイプのワインをお勧めしやすく
なり、またすすみますね!



この間行ってきたノムリエ仲間たちとのバーベキューでは面白いくらい
ニューワールドピノや、白でも醸しを長く行った造りのものや、ノンフィルターの
少し濁りのあるワイン達が多くみられ、暑かったり野外で気軽に飲むなら
やっぱりスクリューキャップのものとかの方が親しみ易く楽しめます!
近年はニューワールドのワインがそのクオリティの向上により、注目されてきていて
ワインの持つ世界観をさらに広げている気がします!これからますます楽しみです!





さて今回ご紹介するワインはブルガリアのメルロー!!「プティ エニーラ」です。
他にもシラー、プティベルド、カベルネなどがブレンドされています。
ブルガリアのワインなんて珍しいなと思い、調べてみると意外と世界最古のワイン醸造
輸出国の一つだったとか。しかし、国自体が歩んだ歴史に大きく影響を受け、一時期は
ワイン造りが中断された背景もあり、ワイン産業が再び発展しだしたのは1950年代以降に
なるそうです。1947年に国営公団VINPROMが設立され、ブドウ栽培から醸造、輸出に
至るまで管理しています。


紀元前からワイン造りを行っていたこともあり、2000をこえる土着品種があり独自の
キャラクターを持ったワインが多くあります。
今回のワインのように世界的な品種も栽培されているので、これからのワイン造りに注目が
集まっています。


プティエニーラはブルガリアの首都ソフィアから南東にあるバザルジク州で造られており
この地区はカベルネ、メルロー、プティベルドなどボルドー品種が多く栽培されています。
それらの葡萄に適した気候条件等が揃っているのと、人件費がボルドーの1/10で
その分醸造施設に力を入れらると話すのは、ボルドーはサンテミリオンの名門
ハプスブルク家の末裔ステファン・フォン・ナイペルグ伯爵です。
サンテミリオンではラ・モンドットやカノン・ラ・ガフリエールなどを手掛けており
メルローのスペシャリストの一人でしょう!


美味しいわけですね(笑)
どこかボルドーの様な風格を携えていながら、ブルガリアならではのブレンドで
個性を際立たせています!コンクリートタンクで低温浸漬でゆっくりと抽出し
樽での熟成を約1年、香りと味わいに複雑味とボリュームを与えながら、口当たり
まろやかな造りとなっております。



これからの季節進みそうなワインです!ジビエや味のしっかりしたお肉料理なんかと
合いそうです!それでいて価格がお手頃!カジュアルにもフォーマルにも楽しめる
万能型のワインかなと思います!
機会があれば是非お試し下さい!!


それではこの辺で。

雨宮

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BBQでのワイン達
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