年末のご挨拶 [その他]

2017年も残り2日となりました。
今年は私自身の会社が大きな変革の年となりました。
恵比寿店Damvivaを長年スタッフとして頑張ってきた阿部に経営全てを任せ
私は渋谷のワインバー繭の事だけに集中することが出来ました。
今までとはワインの仕入れのボリューム等少し戸惑う事も多々ありましたが
半年経ち、ようやく慣れてきました。

そして、何年も前からの事ですが、うちのお店に限らず
飲食業界全体の人材不足は相変わらずでして
今年の年末の営業でも、気が付いたら同時間帯に満席になり
一気にオーダーが入り、料理の提供やワインのサーブが遅れてしまう。
と、いった、なかなか潤滑が営業が出来ない日も数日ありました。
ここは来年の改善点だと思っています。
そんな状況の中でもアルバイトの子達が一生懸命サポートしてくれたので
なんとか形になり、その点は本当に感謝しております。
2018年は今年以上に充実した営業が出来るように努力していきたいと
思っています。
来年も渋谷、恵比寿両店共に今年の感謝と共に
今以上のご贔屓宜しくお願い申し上げ年末のご挨拶とさせて頂きます。
それでは皆様、良いお年をお迎え下さいませ。

田原



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Nuits St Georges 1er Cru Les Pruliers 2004 Taupenot Merme [フランス・ブルゴーニュ]

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年を取ればとるほど1年は短く感じるようになる、なんて聞いたことがありますが
23歳ソムリエ見習の雨宮、すでにめちゃくちゃ短く感じています(笑)
メリークリスマス!今年最後の投稿です!



今回はブルゴーニュ「ニュイサンジョルジュ プルミエクリュ レ プリュリエ
2004 トプノ・メルム」です。
モレサンドニ村で代々続くドメーヌで、現当主の母にあたるドゥニーズ・メルムが
あのアンリ・ペロ=ミノ夫人と姉妹だったことから、多くの優良区画の畑を
分割相続したことでも有名です!
今回のワインはニュイサンジョルジュの中でも1、2を争う人気畑「プリュリエ」!
繊細でチャーミングなワイン造りを掲げていますが、このプリュリエはなんと男性的か!
13年たっているのでもう丸く優しくなっているかなと思いましたが
飲んでみて驚きました!味わいがシリアス(笑)
祖父に会いに行き、ウキウキ気分でおじいちゃーん!って駆け寄ると
ファーストコンタクトで叱られた気分です(笑)わかりづらいですね...


優しい味わいにを期待して甘えようと思いきや、全然甘えられず
厳しく接しられたかのような.....
気持ちを切り替えてまたまた飲んでもやっぱり変わらず。
重心の低さ、ワインのテーマがシリアスで、逆にこういう世界観を持った
ワインにはなかなか出会えないので良かったです!
あと6、7年たつとどうなるか楽しみなのと今のこの世界観にあった
シチュエーション、タイミングでまた飲みたいなと思わせるワインでした!!


恋人たちで盛り上がるクリスマスですが、寂しく一人で過ごすクリぼっち。
ワインにも慰めてもらえず、しっかりせい!と活をいれられ。
一人でもたくましく生きていこうと思わされました(笑)


皆さんもぜひ機会があれば!
それでは!!

雨宮
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Bourgogne Roncevie 2013 Arlaud [フランス・ブルゴーニュ]

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いよいよ残り2週間!来週にはクリスマスも迫っています!!
飲食業はここが1番の頑張りどきではありますが
続々忘年会の予定も埋まってきており、文字通り今年1年を
吹っ飛ばすくらいおいしいワイン達を飲んでやろうと思います!(笑)
ソムリエ見習いの雨宮です!



今年ラスト2回!本日ご紹介するワインは「ブルゴーニュ ロンスヴィ 2013 アルロー」です!
ブルゴーニュ ロンスヴィはいわばACブルゴーニュです。
もともとはジュヴレ・シャンベルタン村に属していたのですが、先先代が畑を買い足した時に
なんとジュヴレ・シャンベルタンから外されACブルゴーニュに……!
しかしそんなことにもめげずにワイン造りに真摯に向き合ってきたアルローは
今やブルゴーニュでは今後が最も期待されている生産者の1人になっています!
僕たちワインラバーからすると、村名が付いただけで値段がかなり高くなってくるので
嬉しい限りですね(笑)
収量を極端に抑えたワイン造りによって凝縮感あるパワフルな味わいになってます。
ジュヴレ・シャンベルタンにも勝るとも劣らないコスパ抜群です!


元々の葡萄が凝縮感たっぷりなので醸造の面では所謂全房発酵などはさせず
ステンレスタンクで低温発酵させ、それも濃く抽出し過ぎないようにし
葡萄のピュアな味わいが感じられます。
そのせいか、他のコート・ド・ニュイの村名2013年のものよりも親しみやすく
線の細い繊細な骨格で形成された味わいはどこか優しさに包まれます!



口内で緊張感を与えず、すっと体に染み渡っていくアルローの世界観は
素敵です…(笑)
濃い骨太なピノも繊細な優しいピノもどっちもいい!!(笑)
優柔不断な僕はどっち派とか選べないなーーーー
どっちも好きですw
ブルゴーニュはピノ100%なので、醸造や土壌の違いでここまで変わるから
改めて面白いです!
寒くなってきて濃いワイン達に飲み疲れたら是非お試しアレ!です!



年内ラスト盛り上げて行きましょーーー!
それでは!


雨宮
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Joyeux Noël 繭 2017 [クリスマスフェアー]

Joyeux Noël 繭 2017

早いもので2017年も残り1カ月を切りました。
2017年の締めくくりとしてワインバー繭では毎年ご好評いただいている
クリスマスフェアを23日(土)、24日(日)、25日(月)の3日間今年も開催いたします。
23、24日は2部制、25日は時間制(2時間制)になっております。
23、24日の日程は下記の通りです。
23日(土曜日)
18時~20時、20時30分~
24日(日曜日)
17時30分~19時30分、20時~

又、この3日間限定で今年のフィナーレを飾るスペシャルなコースを
ご用意いたします。
全6品で構成され、コースを華やかに彩るトリュフやフォアグラを
使った一品や、メインにはフランス産仔鴨の一皿を据えてお送りいたします。
是非、ワインバー繭で聖なる夜をお楽しみください。

~聖夜を彩るスペシャルコース~

Amuse
タスマニアサーモンのスモークと卵のムース イクラ添え

Premier
エゾ鹿とフォアグラのテリーヌ エピスのアクセント

Deuxieme
香り高い冬トリュフのクリームリゾット

Poisson
寒ブリの香草パン粉 オリーヴとアンチョビのタプナードソース

Viande
フランス産仔鴨のしっとりロースト 黒胡麻風味

Dessert
Xmasを彩るフィナーレ 木苺のムース アイスクリーム添え

パン、コーヒー付き

クリスマスコースお一人様 6,500円(税別)2時間制
コースに合わせたマリアージュ3杯セット 3,800円(税別)
他にもグラスワイン、ボトルワインも多数ご用意しております。
コース内容等詳細はHPなどをご確認ください。

スタッフ一同心よりご来店お待ちしております。

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Ch Lynch Bages 2006 [フランス・ボルドー]

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さあ!2017年最後の1ヶ月が始まりました!
1年で最も酔っ払いな1ヶ月にしていきたいと思います(笑)
一昨日行われたW杯の抽選会ではいいグループに入り、私、雨宮には
見えております!祝グループステージ突破!
お祝いのシャンパン選びに勤しんでいます。
ソムリエ見習いの雨宮です!



今回ご紹介するワインは「シャトー ランシュ バージュ 2006」です!
既に言わずとも知られているワインですが、2006年の状態とともに
ご紹介できればなと!


ランシュバージュはボルドーのポイヤックに位置し、格付けは5級です。
しかしながら、そのクオリティは時に2級に匹敵するレベルだと言われており
数々のコンクールでの入賞や有名テイスター達を唸らせてきました!
しかしまぁここまではワインの世界ではよくある話で、またまた大袈裟に言っちゃって
なんて斜に構えつつ、いざ飲んでみると……あ、美味しぃ…。(笑)



ボルドーの中でも最も1級のシャトーを抱えるポイヤック村ですが
やはりその魅力の1つは荘厳なタンニンにあると思います!
王の風格といいますか、優美で厳格。きっとどこかの国の王様に会ったら
こんな感じなのかなーなんて。。。
威風堂々といった佇まいを連想させるような香りに渋みがワインに溶け込んだ時は
まさに唯一無二!やはり1級シャトーはそのエレガンスが素晴らしいですが
それがこのランシュバージュにも感じることができるのです!
正確に言うと、ポイヤックのカベルネには多く見られますが、やはりスケール感が
違います!圧倒的なんですが、懐が深く、僕はただただこうべを垂れるだけです(笑)



それと同時に飲み頃を迎えるまでに時間がかかるのも特徴かなと。。。
大規模なビックバンドもやはり本番まで何度も何度も練習し、その世界観を
1つにするように、何とも時間がかかり、難しい!
せっかくいいワインを飲んでいるのに溶け合っていないバラバラな状態では
それでは満足いく感動は得られませんからね!



ところで2006のランシュバージュはと言うとまだまだですね!
アタックはまろやかになってきていますが、後半がチグハグでもう少し
練習が必要かなと(笑)
それでもポイヤックらしい風格は見せていたのでこれはこれでオッケーです!
サンテミリオンの2007、2005は今が良さが発揮されていますが
(もちろんグレードの低いワインはですが!)ポイヤック、しかもカベルネと
なるとまだまだ時間が必要ですね!
飲み頃はワインのグレード、ポテンシャルで大きく変わるので2010年くらいで
良いのもありますがこの子はまだ寝かせておきましょうか(笑)
6、7年後また飲んで見たいなーと!その時までワクワクです!



それではこの辺で!
雨宮

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