Supernova 16 Danjou Banessy [フランス・ラングドック=ルーション]
サッカーUEFAヨーロッパチャンピオンズリーグ17/18の熱狂冷めやらぬまま
世界最大級のサッカーの祭典、W杯がいよいよ来週から始まります!
我らが日本代表は監督の電撃解任があり、新生日本代表もここ2試合の結果は
芳しくはないですが、過去最高成績を収めた2010年大会の時も
W杯前のテストマッチでは惨敗と前評判は最悪だった中、本大会では
選手一人一人が戦う姿勢を前面に出し、結果を残してきたわけですので。
今大会も選ばれた23人を信じ、応援しようではありませんか!!
ソムリエ見習の雨宮です!
ここ最近の冒頭のあいさつは、サッカーの話題とあり今まで以上に饒舌です(笑)
ワインの紹介をします!
今回ご紹介するワインは「スーパーノヴァ 2016 ダンジュー バネッシー」です!
タイトルにも書きましたが、今回のワインは南フランス・ラングドック=ルーションの
マスカット・オブ・アレキサンドリアという葡萄100%で造られています。
その名の通りマスカットの様なフレーバーが特徴で、こと南仏においては
ミュスカ等の葡萄品種を使って甘口のワインを造ることが多いですが
今回のワインはしっかり辛口!しかも「オレンジワイン」になります!
昨今のワイン業界もはやりすたりの様なブームがそれぞれあり
移り変わりが激しいですが、その中の一つであるのが「オレンジ」ワインです。
オレンジワインとは何なのかというと、別にオレンジが入っているわけではなく
原料は今までご紹介してきた葡萄品種と同じで、様々な葡萄を使ったオレンジワインが
造られています。
白と赤の中間?のような色で、ロゼワインとも呼び名が違う。いったい何なのか!
それはワインの製法にあります!さらにはロゼとは違うのは必ず白葡萄が使われます。
簡単に言うと白葡萄を使って赤ワインを造ろう!というような感じで
赤ワインのように、白葡萄の葡萄のジュースと果皮や種などをつけて
若干ながらの色素や渋味の成分のタンニンを抽出したものになります。
黒葡萄ほどに色素成分は含まれていないので、あたかもオレンジ色になるわけです!
オレンジと言っても厳密にいうとそこまで鮮やかにはなりませんが。。。
味わいもさることながら、香りの部分でも多くの要素を含んでおり
今回のワインは特にマスカットを使っているので、フルーツフレーバーに加え
フローラルな要素も多く感じ取れます!
それでいて味わいはドライ!何と言ってもタンニンを感じるのです!
赤ワインの様な力強さではなく、優しく下に残るあの絶妙なバランスは
何とも癖になります!通常の白よりも芳香強く感じられるものが多く
料理には水分量感じる瑞々しい野菜などにもマッチします!
今は過ぎてしましたがホワイトアスパラガスに酸味のきいたベアルネーズソース
なんかいいですね!
ワインの世界はどんどん新しい発見がありますね!
料理を楽しむためのアイテムが増えました!
皆さんもぜひ見かけたらお試しください!新しい世界観が開けること間違いなし!
それではこの辺で!
雨宮