Echezeaux 14 Richard Maniere [フランス・ブルゴーニュ]

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2018年FIFAプレゼンツロシアW杯もフランスの2度目となる優勝で
幕を閉じました。
初の決勝の舞台に立ったクロアチアも健闘しましたが今年のフランスは
強かったですね!数大会前は選手のボイコットなどあり、大会中に
空中分解などと多くの困難を乗り越えてきただけあって
チーム一丸に戦っていたのが勝因の一つではないでしょうか。


今回もサッカーの挨拶になってしまいました(笑)
ソムリエ見習の雨宮です!



今回はフランス優勝を祝して、このワインを!!!
「エシェゾー 2014 リシャール マニエール」です!


このリシャール・マニエールという造り手は遡ること1795年からヴォーヌロマネ村で
ワイン造りをしている歴史的な造り手です。
もちろん、コート・ド・ニュイでは北はフィサンから南はニュイサンジョルジュまで
幅広くワイン造りを行っていますが、本拠地はヴォーヌロマネ!


しかも今回のワインはヴォーヌロマネ村のグランクリュ!エシェゾー!
さらにさらにこのエシェゾーは
かのDRCの所有するエシェゾー・プーライエールの真ん中に位置しているのです!
もちろんDRCのエシェゾーもマニエールのもどちらも唯一無二ですが
DRCがその畑の権利を熱望するほど、好条件の位置にあります!


ワイン造りはクラシカルで伝統的!
味わいに重厚で豊満な高級感を与えています!


なにかとブルゴーニュのワインを飲むことが多かったこの頃ですが
やはりグランクリュともなると、グランクリュしか持ちえない香りや
あの舌触りは何とも言えません!


しかし同時に感じるのは飲み頃の難しさでしょうか。
単一品種100%で造られているのもあり、ヴィンテージや村や畑
生産者ごとに違いが生まれ、飲み頃の、単純にうまい!といえるブルゴーニュに
なかなか出会えないものですね。


今回のエシェゾーもやはりそれでした。
若すぎるとわかっていて開けはしましたが、やはり縮こまっていて
美しさを兼ね備えていながら、全くバランスが悪い。
有名なワインの漫画で飲み頃を迎えていないワインを開けることを
胎児を引きずり出したかのようなどと過激な表現がされていましたが
その残念な気持ちは十分に伝わりますね。


個人的には人に例えるなら、開けずに熟成を重ね飲み頃を迎えることは
多くの経験と人との出会いによって成長していくかのような
充実感をワインから感じますが、早くに開けてしまうことは
グラスに注がれてからだんだんと大人に逞しくなるといったことはなく
ものすごいスピードで「老い」ていくように感じました。


そこにベストのタイミングはなく、気が付けば枯れ果ててしまっている。
なんとも切なくなります。。。
しかしこれも勉強!もっと多くのワインを飲み、ワインにとって
ベストなタイミングでサーヴできるよう
日々酔っぱらっていきたいと思います!(笑)
その日その瞬間に、お客様にあったワインをお勧めできればなと思います!


それではこの辺で。


雨宮




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Ch les Vieilles Pierres 88 [フランス・ボルドー]


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FIFAプレゼンツ2018ロシアW杯も長かった1ヶ月間に及ぶ激闘も
今夜ついに決着いたします!
5年ぶりの優勝を目指すフランス対初のW杯優勝を目指すクロアチアの戦いは
深夜00:00キックオフ!
ここ最近の冒頭の挨拶がサッカーづくしでしたが、それも今夜まで(笑)
世界の頂点が決まる瞬間を見届けたいと思います!!


ソムリエ見習の雨宮です!




ちなみに僕が応援するチームはもちろんフランス!
初優勝を目指すクロアチアも好きな選手が多く
頑張ってほしいですが、それと同じくらいにスペクタクルなサッカーを
展開するフランスに優勝してほしいです!


ということで今回ご紹介するワインはフランス!(笑)
「シャトー レ ヴィエイユ ピエール 1988」です!
ボルドーは右岸、リューサック・サンテミリオンの
メルロー主体でカベルネ・フランとのブレンドになります。


しかしながら驚異の30年熟成!比較的柔らかいイメージを内包している
右岸のメルロー主体のワインでも、ここまで熟成させたものだと
もう淡いのなんのって!(笑)
日本人的に言うと”ダシ感”の様なものが感じられ体に優しく染みわたります。



ピークを過ぎているとはいえ、この味わいはまた独特の世界観を
表現しています!
このような楽しみもワインの持つ魅力の一つですね!
それはサッカー選手も同じです!(笑)


夏場でも美味しくごくごく飲めるボルドーというのもいいですね!
淡く儚げで、優しさに溢れたこのワインは夏の夜に、風鈴の音を聞きながら
夜風にふかれて、少し離れた場所から花火でも眺めたくなるような
そんな心地よさを演出してくれます!


そんな涼しげなワインを紹介しておきながら、今夜は大いに
熱く盛り上がりたいと思います!(笑)



勝手ながら一足先に予想させていただくと2-0でフランスの優勝で!
得点者はジルーとムバッペで。



明日はお休みということで、是非皆さんも4年に1度のサッカーの祭典を
一緒に楽しめたらなと!!

それではこの辺で。



雨宮

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Blanco Semidulce 16 Bron de Ley [スペイン・リオハ]

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祝!サッカー日本代表ロシアW杯グループステージ突破!!
コロンビア、セネガル、ポーランドと強豪国ひしめく中
二大会ぶりとなる決勝トーナメントに出場し、3日am3時から優勝候補のベルギーと
対戦します!
グループステージ最終節のポーランド戦が何かと話題になっていますが
結果を考えれば、様々な可能性がある中勝負に出て、グループステージ突破という
輝かしい結果を勝ち取ったわけですから、あとは決勝トーナメントで
活躍してくれることを祈って、応援したいですね!


ソムリエ見習の雨宮です!


今回ご紹介するワインは「ブランコ セミデュルセ 2016 バロン ド レイ」です!
すでにお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、何を隠そうわたくし雨宮は
スペインサッカーが大好きなのです!
もちろん我らが日本代表を応援しているのはもちろんですが
頭脳と技術力で、屈強な選手たちを華麗にかわしていくそんなスペインサッカーを
敬愛してやまないのです!


ということでやはりワインもスペインのものを!と思い、最近の暑すぎる日々に
ぴったりのやや甘口のワインです!
このバロン ド レイという生産者はリオハの数あるワインメーカーの中でも
トップクラスの規模を誇っていますが、そんな彼らがワインに込めるのは
美味しいのはもちろん!多くの方の日常にワインをと言って、低価格で
安定したクオリティのワイン造りを行っています。


更にこの白に関して言うと、やや甘口でそれでいてベタつかない清涼感タップリな
仕上がりになっているのです!
ここ最近の暑さを考えると、もうぐびぐび止まらないです(笑)
高温高湿で寝苦しい夜が続いていますが、そんな夜にどこか涼しげな風を
通してくれるこのワインが進むのなんのって!(笑)


日本人は何かと”型”を重要視しがちですが、彼らのワイン造りにあるように
自由に気軽にワインを楽しませてくれるそんなワインになってます!
氷なんか入れてキンキンに冷やしても良し!氷のおかげでいい感じに
薄まり、深夜のW杯を見ているとあっという間に飲み干してしまいます(笑)



皆様もぜひ応援国のワインを飲みながら観戦してみてはいかがでしょうか!
それではこの辺で。


雨宮
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