Villa Anheuser halbtrocken 09 August Anheuser [グラスワイン]
ヴィラ・アンホイザー・ハルプトロッケン 09 アウグスト・アンホイザー
今おだししているグラスワインの紹介です。
生産者のアウグスト・アンホイザー家は、
ドイツの北西部にあるナーエ地方に
40haの畑を所有し、伝統と格式を誇るワインを生産しています。
単一畑、単一品種で造られ
甘口、中辛口、辛口の3種類ありますが
このワインは中辛口(ハルプトロッケン)です。
ブドウの品種はリヴァーナ―
ドイツの古典的な品種のリースリング種とシルヴァーナー種の
交配による比較的新しい新種です。
同じ品種の交配によるミュラー・トゥルガウ種よりも
果実味がすっきりしていて、辛口のワインを造るのに適していて
世界的な辛口志向のトレンドを意識し、品種改良されたそうです。
瑞々しく、フルーティーな花のような香り
マスカットのような爽やかな果実味に優雅な酸
すいすいと飲めます。
今の冬メニューの中からだと
煮込んだマダラとジャガイモをペースト状にした
マダラのブランダードや
鮮魚の昆布ジメ、カルパッチョ仕立て、ゆずのヴィネグレット
なんかと相性がいいです。
今ある在庫がなくなり次第、他のワインにかわります。
丹羽
Beaujolais '09 Marcel Lapierre [グラスワイン]
ボジョレー 09 マルセル・ラピエール
今おだししているグラスワインの紹介です。
先月10日に病気の為、60歳という若さで亡くなったしまったマルセル・ラピエール
現在、自然派と呼ばれるワインの礎を築いた人物であり、フィリップ・パカレをはじめ多くの造り手に影響を与え、ロワールの自然派テュエリー・ピュズラも彼のワインを飲んで衝撃をうけたと言っていたそうです。
繊細かつ濃密でピュアな果実の旨味たっぷりのワインを造ります。
ガメイの一般的な味わいを覆し、ボジョレーワインに残した功績はあまりにも大きいのではないでしょうか。
彼のボジョレーを飲んで、ガメイの美味しさを知り
彼のモルゴンを飲んで、自然派ワインに興味を持ったのは、
私もですが、たくさんいるのではないでしょうか。
ぜひ一度おためしください。
丹羽
Nec-Otium '09 [グラスワイン]
本日はグラスワインのご紹介です。
うちのお店は圧倒的にボトルでご注文されるお客様が多い事もあり、グラスワインでのご用意は
食後酒も含めて常時8から10アイテムぐらいですが、料理を召し上がりながら色々なブドウ品種の個性の違いや料理とのマリアージュを楽しむには十分だと考えています。
たまに「全種類飲んだから他にまだ何かありますか?」とか言われた時は
何か違う物を開けたりして、僕らも飲んで営業中に少し酔っぱらう時もあります。
話が脱線しましたが、本日ご紹介するワインは北イタリアのフリウリという地域で造られた
白ワインです。ブドウ品種はピノグリージョと言いまして、ピノノワールの突然変異種です。
7,8年くらい前になると思いますが、イタリアのフィレンツェに旅行で行った時、
オープンカフェで、オリーブとアンチョビのピザと一緒にこのピノグリージョをがぶ飲みしました
太陽の下、これだけ陽気になったシチュエーションはありませんでした。
イタリアワインには人の気分を高揚させたり、陽気にさせる薬がきっと入っていると思います。
又脱線しましたが、ピノグリージョの特徴上、果実の厚みがあり、若干酸が弱い為、
ふくよかでリッチな味わいの物が多いように思います。
その為、随分昔からアメリカで爆発的人気があり、うちのお店に来店されるアメリカ人も
一本目の白ワインはピノグリージョを注文される方が多いのもうなずけます。
しかしこの造り手「ネク・オチウム」のピノグリージョはバックボーンに非常に綺麗な酸を備えており、アタックから余韻まで口の中をバシッと締めてくれ、マスカットのような果実味とリッチ
なふくよかさで、合わせる食事を選ばない味わいに仕上がっています。
僕だったらオリーブオイルを使うより、淡泊な白身のお魚にバターと柑橘類で仕上げた
ソースを合わせるか、今のメニューの中からだと、マスタードとハーブのパンチを効かせた
(秋鯖のガレット仕立て)をお勧めします。
11月中旬からグラスワインに登場します。お楽しみに。
田原
Saveurs Printanieres 06 Christian Binner [グラスワイン]
サヴール プランタニエール 06 クリスチャン ビネール
メニュー以外のグラスワインがあいてる時もあります。
創業1770年(明和7年)
ベートーヴェンが生まれた年です。
リースリング、ピノ・グリ、ゲヴェルツトラミネール、オーセロワ
各25%で造られています。
それぞれの年の色々なビネール家のワインになるべき葡萄からはみでた葡萄達のブレンドで造られるワインで毎年セパージュが違うそうです。
ノンフィルターの為、少し濁っています、旨味たっぷりです。
蜜やライチ、桃などの華やかな香り、ピュアで爽やかな酸に、舌にトローっと絡みつくような旨味があり、もぎたて果実のような甘さがフワッと感じられる喉越しのよいワインです。
なんだか優しい気分になります。
丹羽
Limoux Chardonnay 01 Trisser [グラスワイン]
リムー シャルドネ 01 トリサー
今回は、グラスワインの紹介です。
通常メニューに、白・赤各3種類ずつご用意しております。その中のひとつです。
トリサーとは、3人の名醸造家(コント・ラフォンのムルソーシャルム1982に感動した米国ナパのニュートン・ヴィンヤードのスー ファ ニュートンがドメーヌを訪問する中で出会ったコント・ラフォン出身のブルーノ ラフォン、ブルゴーニュのドメーヌ・シャンピィのピエール ムルジェイ)が意気投合し、南仏のシャルドネの聖地といわれるリムーで手掛けた夢のワインです。
熟した果実、ヴァニラ、バター等の濃厚で心地よい香り、穏やかで引き締まった酸を持つリッチで躍動感あるフルボディのワインです。
今ある食事メニューの中からだと
栗かぼちゃとゴルゴンゾーラチーズのテリーヌ、シナモンの香りや
本日の鮮魚のポワレ、粒マスタードのクリームソース
なんかと相性がいいです。
また今月DVDになっている、豪華女優陣が歌い踊る「NINE」と最高のマリアージュではないでしょうか
今ある在庫がなくなり次第、他のワインに変わります。
丹羽
Touraine Sauvignon blanc 09 Henry Marionnet [グラスワイン]
今回は、グラスワインの紹介です。
通常メニューに、白・赤各3種類ずつご用意しております。
その中から今回は、アンリ マリオネさんの造るトゥーレーヌ ソーヴィニョンブランを紹介いたします。
1933年に創立された定員40名のフランスワインの殿堂と呼ばれるアカデミー・デュ・ヴァン・ド・フランス(フランス学士院)の正会員に選出されております。
プロ野球でいえば名球会といったところでしょうか。
白ワインでありながら、赤ワインの醸造に使用するマセラシオン・カルボニック=炭酸ガス浸漬法(炭酸ガスを充墳させた密閉タンク葡萄を破砕しないで入れる醸造方法)を用いて醸造。この方法によって、葡萄のリンゴ酸、あまりにも植物的過ぎる特徴が自然に減少するそうです。よってパッションフルーツ等の果実のアロマ、穏やかな酸の芸術的なソーヴィニョンブランです。
今ある食事メニューの中からだと
鰯と季節野菜の白ワイン蒸しやいわい鶏もも肉の柚子こしょう焼き、季節野菜のロースト添えなんかと相性がいいです。またこの季節、休日の天気のいい日にサンドウィッチなんか作って公園の芝生の上で飲むのが最高に気持ちいいワインだと思います。
今ある在庫がなくなりしだい他のワインに変更になります。
丹羽