Collard Chardelle Brut Cuvee Prestige '86 [シャンパン、スパークリング]

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本日はシャンパーニュのご紹介です。
深夜VIPのT様に召し上って頂きました。

「コラール・シャルデル」僕もインポーターさんから紹介されるまで知らない物でしたが
それもその筈、90%がフランス国内のレストランを始めとした市場で消費され
残り10%程度が海外に売られるそうです。

僕の勝手な思い込みですが、シャンパンの古酒というとシャルドネ100%で造られる
「ブランド・ブラン」が多いように思いますが(他にも沢山あるかもしれませんが?)
このシャンパンはピノ・ムニエというブドウ品種主体で造られています。
このメゾンはヴァレ・シュール・マルヌという村にありますが、非常に日照量に恵まれ
又、マルヌ川からの照り返しの恩恵も受け、高品質なピノ・ムニエを生むそうです。
ですからこの地域では「コラール・シャルデル」言えば、ピノ・ムニエというくらいだそうです。

1986年のシャンパンですから泡の勢いは「シュワッシュワッ」ていう風にはいきませんが
キメの細かい上品で綺麗な泡が「シュウウワー」といった感じで後から追いかけてきます。
その後、熟成シャンパン特有の蜜のような、ぽってりとした甘い香りが口中に溢れ、
ハーブのニュアンスやスパイスのアロマを余韻に残し、複雑味に富んだシャンパンです。

当たり前の事ですが、シャンパンの古酒を飲むたび、仕入れる度に考えます。

良質な古酒はどんどんこの世から数が減っていく訳でして、
そして当たり前ですが、どんどん値段も高くなっていきます。(ワインもですが)

飲めるお値段の時に飲んどきましょう!という軽い締めくくりです。

                                      

田原


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