Chateau Haut Bages Avverous '88 [フランス・ボルドー]
今日はお昼間から新宿のヒルトンホテルで、ボルドーワインだけの試飲会があり
2007年ヴィンテージのワインを死ぬ程試飲してきまして
夕方からかなり酔っぱらっています。
と言う事で、せっかっくですので本日はボルドーワインをご紹介致します。
シャトーオーバージュ・アブルー’1988です。
店休日前の日曜日に、横浜からわざわざ来て頂いたカップルのお客様に召上って頂きました。
以前ご紹介しましたシャトーランシュバージュのセカンドワインになります。
セカンドワインというのは、同じ区画から収穫したブドウを
状態の良い物、悪い物を選別しまして、少々良くないものをセカンドワインとして醸造し
違う名前でリリースします。
シャトーによってはサードワインなるものもあります。
サンジュリアンの有名なシャトーでシャトーラスカーズというのがありますが、
ここのオーナーは少々変わり物で有名な方でありまして、
少しでも気にいらないブドウは
全てセカンドの「クロデマルキ」というワインにしてしまいます。
よってセカンドワインのリリース量が以上に多い年があったりします。
その分ラスカーズの値段が異常な高騰をみせますがまあ情熱あっての事ですから?
別にいい事?だと思います。(賛否ありますが)
話が脱線しましたが、このワイン。
セカンドワインといってバカにしていると、痛い目を見ます。(別にみないと思いますが。。。)
とにかくこの熟成感といったら感動します。
熟したベリー系フルーツのアタック&アタックと後からじわじわーと鼻に抜けるハーブ香。
凜とした骨格と複雑味があり
「おいしい」というツキナミな言葉しか見当たりません!いや見つけません!
ランシュ・バージュはなくなってしまいましたが、こちらはまだ少し在庫ありますので
是非お試しを!
田原
2010-12-07 17:05
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