Coteaux Champenois Rouge '85 (Robere Dufour & Fils) [シャンパン、スパークリング]

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12月も半ばを過ぎ、少しずつ街もクリスマス一色な感じになってまいりました。
当店では、23.24.25日の3日間、クリスマス特別ディナーをご用意しております。
まだなんの予定もたてていない、無計画なあなた!
ご予約お待ちしております。

さて、本日のワインはシャンパーニュ地方の赤ワインです。
深夜VIPのT様に飲んで頂きました。

シャンパーニュといえばシャンパンですが?よく解りませんが?
もともとシャンパーニュ地方はシャンパンを造る以前は「スティルワイン」
いわゆる普通の白ワイン、赤ワインを造っていました。
シャンパンを造るようになり、徐々に生産数も減っていって影が薄くなっていきました。

以前このメゾンのシャンパンを試飲会で飲んだ事がありますが、チョット特殊?
レコルタン・マニュピランといって、ブドウを自家栽培、自家醸造していますが
亜硫酸を極力使わない、いや使わな過ぎないといってもいいのでは?
少しばかり発酵臭というか還元香というか気になりました。

その後読んだワイナートに「一般のシャンパン愛好家に支持されるのは難しいであろう」
のコメントが載っていました。まあ、ずば抜けた個性ですからいいと思いますが。

そのメゾンの赤ワインですから少し引っかかる所はありましたが
試しに仕入れてみました。
ブドウ品種はピノノアール100%です。

ロウキャップを丁寧に外して抜栓、いやな還元香は全くなく、ほのかに桜の花のような香があります。
甘く熟した、優しい果実の味わいが、ほっこりとした癒しの心地にさせてくれます。

こういう味わいのワインには、野鴨や猪等のワイルドな血の味わいがあるお肉よりも
脂身が少なく、淡泊で肉質の柔らかい物が合うと思います。

ソースも、ベリー等の同系のものは逆に相乗しにくいと思われ
シンプルにフォンドヴォ―のソースや、少し味わいの厚みを持たせたクリーム系がいいかな?

ちなみにT様は、ホロホロ鳥と茸のフリカッセ(軽いクリーム煮込み)を召し上がられました。

シャンパーニュの赤ワイン。興味のある方、是非どうぞ!

                                      

田原


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