Cote Rotie '05 (Rene Rostaing) [フランス・その他]

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今日は比較的寒さも緩み、過ごし易い穏やかな天気ですねー
お正月に福岡県に帰省したのですが、
もう吹雪か夕立ちか解らないような状態で、東京より気温が4度も低いのにはびっくりでした!

そんな事はさておき,本日のワインはフランスローヌ地方のコート・ロティというワインです。
ブドウ品種はシラー種主体で、ヴィオニエ種という補助品種が15%程入っています。
常連様のT様が先日入荷したキジを召し上がると言う事で、
それならばせっかくですから、教科書通りにローヌのワインを!
てな感じでこのワインになりました。

このルネ・ロスタンというドメーヌですが、
1971年、僕の生まれた年からワイン造りをスタートさせた事もあり、
なんとなく親近感を勝手に持って、お勧めしていたワインです。
そして僅か40年足らずの短い歴史でローヌ地方のトップドメーヌになりました。

コート・ロティは直訳すると「焼けた丘」ロティは英語のローストですね。
つまりそれだけ日照量の多い場所だと言う事です。
そしてこのシラー種の特性上、良好に実を付けるには沢山の日照量が必要になります。

昔フランスにいた時、この場所を尋ねた事がありますが、とにかく急斜面で
見ただけで、「収穫大変そー」て所でした。
うる憶えですが、日のあまり当たらない反対側の斜面では、
オリーブを栽培していたような記憶があります。(間違えてたらすみません)

味わいは、優しく、そして目の詰まったタンニンと、軽快で飽きのこない果実味。
シナモンや胡椒のようなスパイシーなアタックが後味を引き締めます。

シラー種というと、どうしても南半球のワインにある「甘い&アルコール感がズドーン!」
的なイメージがありますが(決してニューワールドワインをバカにしている訳ではないです)

この地区のワインは昼夜の寒暖差が大きく、ブドウは非常に綺麗な酸味を持ちます。
よってエレガントかつ果実味豊富なワインとなり、ジビエ等と良いマッチングをします。

今の冬メニューでやっている、「蝦夷鹿のロースト」や「丹波篠山の猪の赤ワイン煮込み」
等と合わせてお楽しみ頂ければ、満足度100%間違いナシです!
又、岩手の吉田さんの撃った鹿も入荷しますのでお楽しみに!
                                 

                                      田原
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