Chateau Grezan Les Schistes dores 2005 (Chateau Grezan) [フランス・その他]

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毎日のようにBSでサッカーをやってるので寝不足な毎日です。
そして明日の朝、ヨーロッパチャンピオンズリーグ決勝戦!体調を整えて観戦に備えましょう!
(興味の無い方はうちのお店で深夜までワインを飲みましょう!)

さて、本日のワインはラングドック地方の赤ワイン「シャトーグレザン・シスト・ドール」です。
昨日ご来店のお客様に飲んで頂きました。

このワインのインポーターさんは「ベリータ」さんといいまして
秋田さんという非常に物腰の柔らかく、ワインへの情熱が素晴らしい社長が経営しています。
定期的に入荷したワインをお店に持ってきてくれて色々と試飲させてもらい
その中で気に入ったワインをその場で発注しますが
生産量の少ない非常にマニアックな造り手の物が多く
うちのお店のような小さなワインバーにとっては重宝するインポーターさんです。

今回のこのワインも南フランス、ラングドック地方の「フォジェール」という
あまり耳慣れないマニアックな地区の物になります。
南仏ワインというと「濃い」と言うイメージを持たれがちですが
ラングドック、プロヴァンス、南西地区と様々な個性のワインが造られており
ひとくくりで「濃い」というのは安直です。(でも濃いけどね!)
特にこの「フォジェール」と言う地区は南仏の中でも非常にエレガントなワインが造られます。

シスト土壌というスレート状の石の層が幾重にも重なった地層になっており
昼間の太陽を存分に浴びた大地の熱をこの石によって蓄え
夜寒くなると温かい石がブドウ樹に熱を戻し成長を促します。
子供が昼間さんざん運動して、夜寝ている間に背が伸びるのと似てます。
又、痩せた地質のなのでブドウの根が養分を吸い取る為に地中深くまで伸び
地中深くにある鉄分やミネラル分を吸収し、ワインに豊かなタッチを与えます。

カシスやブルーベリーのアタックから、口に含んだ瞬間は重たさを感じますが
あくまでボディは軽めで、じんわりとした旨味が心地良く広がり
スパイシーさとフレッシュ感がキレの良い後味に仕上げます。

このワイン名の通り「黄金のシスト土壌」をたっぷりと堪能できる味わいです。
お試し下さい!


田原







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