Clos de Lambrays '97 [フランス・ブルゴーニュ]

DSC_0007-1.jpg
写真が下手ですみません。
撮るスタッフによって、かなり違いがでます。

本日のワインはモレサンドニ村にある「クロ・ド・ランブレイ」です。
夜中にご来店のカップルのお客様が飲まれました。(夜中にランブレイ。エロい!です)

このワインはクロドタールという特級畑や、かのデュジャックのクロサンドニに隣接した
素晴らしい位置にありながら、過去非常に低い評価を受けていました。

僕も以前幾つかのバックヴィンテージを飲みましたが、少々密度感に欠けるといいますか???
スカスカで旨みの抜けたようなイメージがあります。

80年代から90年代前半のこのワインが
ネット上で非常に高値で取引されている意味がよく解りません。
(希少価値という事かもしれません。)

しかし、近年オーナーも変わり
非常に丁寧な仕事をしてメキメキと成長をしている生産者でもあります。
実際90年代前半と後半の物を飲み比べると、本当に同じ畑?という位です。
今回の97年のこれは、非常に果実の密度が高く、高貴な香りと伸びのある酸
メリハリのある構造と長い余韻。素晴らしい出来だと思います。

どんなに高額な楽器を持っていても
それを使いこなす技術を持っていなければ良い音楽を奏でれないのと同じで
ブドウ畑もその土地の個性を良く理解して、テロワールを生かせる技術があってこそ
美味しいワインになるのだなーと、つくずく思いました。

下手くそが造ってもある程度は土地のポテンシャルでどうにかなる?とも考えれますが。。。
楽器もそうだと聞きましたが。。。

「宝の持ちぐされ」のお話でした。
                                     

田原

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