Latricieres Chambertin'98 (Fery-Meunier) [フランス・ブルゴーニュ]

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本日のワインはラトリシエールシャンベルタンです。
常連様のZ様が飲んで頂きました。

少しややこしい名前ですが
シャンベルタンに隣接する特級畑で少し地味なイメージがあります。

シャンベルタンと高度もほぼ同じ、石灰岩質の土壌も同じもので
味わいも共通項が多いのも特徴です。
シャンベルタン程の力強さはありませんが
繊細で柔らか、ほっこりとした女性的な感じで強さの中にもしなやかさを備えた
「お母さーん」ていう味わいです。

ジュブレシャンベルタン村のグランクリュというと
たいていはタンニンがしっかりしていてアルコール感が強く
(ヴィンテージにもよりますが)
肉付きの良い力強さを連想される方が多かと思います。

近年アメリカ向けのワイン造りが主流?なのかどうか?
偉大なる某Pさんに好まれようとして?ワインを造っているのかどうか?
飲み手側がタンニンに支配されているような?
そんな感想を持ちます。
これ以上書くと僕の身の危険もありますので止めます。(笑)

このフェレイ・ミュニエと言うドメーヌ名ですが有名なJ.Jコンフェロンです。
何故か?いつもインポーターもJ.Jだけローマ字で書きます。
超どうでもいい事でした。

この造り手のネゴシアン
(ブドウだけ買ってワインを造ったり、ワインを樽ごと買って瓶詰めしたりします)
としてリリースしているのがこのドメーヌ名です。

この人のワインもかなりの人気があり
アメリカ向けの輸出が多いようで日本では品薄ぎみです

前当主のジャン・ジャックは、以前このブログで書いた伝説の造り手
シャルルノエラの孫娘と結婚して、2人の子供と現当主のアランムニエが夫婦で頑張ってます。
シャルルノエラから引き継いだ畑もありますし、ワインのスタイルも片鱗を感じさせます。

巨匠亡き後でも、脈々とDNAは受け継がれているんだなーと
感動の締めくくりです。

                                       

田原



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