Meursault '02 (Comtes Lafon) [フランス・ブルゴーニュ]

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急に寒くなったせいか体調を崩してしまい、微熱が続いています。
みなさまもお体には充分ご自愛下さい。

さて本日のワインはブルゴーニュの白ワイン「ムルソー」です。

おととい火曜日に初めてご来店頂いたカップルのお客様に飲んで頂きました。
当店のこのブログを見て、「無性に何かおいしいワインを飲みたい!」と思って来て頂いたそうで
全く有難い話です。ブログやっててよかったー。。。瞬間でした!

とは言え初来店でコントラフォンのムルソーとはいやはや凄いです。

以前にも「コシュデュリという造り手のムルソーが大好きなんですー」
と言ってご注文された24,5才ぐらいの可愛らしい女の子がいたり

先月は20代半ばくらいの女性お二人
カウンターで「シャトーラトゥール」を召し上がったり
こちらが「ワインリストの値段の丸1個まちがってるんじゃないの?」
とヒヤヒヤする時があります。いったい世の中どうなってるんでしょう?
(決していつもこんなワインばかり開いてる訳ではありません。税務署さん誤解のないように。)

さて話が脱線しましたが、この「コントラフォン」さん、僕がどうこう言うまでもありません。

’02と言う年も素晴らしいのですが、芳香な果実味と上質なバターのようなふくよかさ
これをリッチと言わず、何と言いましょう。いやゴージャスといいましょう。
隅々まで洗練された、緻密と言わんばかりの堅牢で骨格のしっかりとした構造。
それでいてとっつきやすく、若いうちから楽しめるのもこのワインの特徴です。
最初にしっかり冷やして、その後はワインクーラーから出して、常温に近くなるよう
温度を徐々に上げながら飲むと、より変化が浮き彫りになり楽しめます。

もう一人ムルソーの巨匠。先でも出てきました、「コシュデュリ」のほうは
若いうちは、堅く、冷たく閉ざされた要塞のようで、飲み頃の見極めが非常に難しいと思います。

「コシュデュリ」さんの批判ではないですが当主「ドミニク・ラフォン」曰く
飲み手が「飲む時」に常においしい状態で飲めるよう、力強さだけでなく柔らかさも備えて造る。
某ワイン雑誌に載ってた記事ですが、うーん含蓄のあるお言葉です。

まるで造り手がよく言う「何年ぐらい寝かせて飲んでほしい!」
のコメントが、造り手の「エゴ」であるかのような、
飲む時期は飲む人が決めるんだ!と言われているかのようなコメントでした。
(解釈の仕方が少々間違ってるかもしれませんが)

神様アンリジャイエの言葉で、私のワインは若いうちから美味しいし
ワインを飲んだ事無い人でも「美味しい!」というんじゃないかな?
という言葉があります。

やはりこのクラスになると違う次元で仕事をしているんだなーと、ただただ敬礼です!

                                      

田原










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