Vosne Romanee Les Hautes Maizieres '02 (Robert Arnoux) [フランス・ブルゴーニュ]

101027_0406~01.JPG
本日はまたまたブルゴーニュの赤ワインです。
一昨日ご来店のお客様に召し上がって頂きました。

ワインは「ヴォ―ヌロマネ・レ・オーメズイール」造り手は「ロベールアルヌー」です。
以前ブログでご紹介しました、「パスカルラショー」さんの義理のお父さんのドメーヌです。

200年もこのヴォ―ヌロマネを拠点にワイン造りをやっているドメーヌで
もともと素晴らしいワインをリリースしていましたが、娘婿のパスカルラショーさんが
後を継いでからは、近代的な設備投資も行い、モダンな造りになっていると思います。
ですが、あくまでエレガントでクリア、それでいて複雑なお父様時代のスタイルも
しっかりと追及しているのも感じられます。

時々お客様に「ヴォ―ヌロマネ」のワインってどんな味わいですか?
と聞かれて少々困る事があります。

同じコートドニュイの地区の中で、エレガントなシャンボール、力強いジュブレシャンベルタン
しなやかなモレサンドニ、骨太なタンニンと個性的な香りのニュイサンジョルジュe.t.c....
ヴィンテージや造り手にもよるので、一概に「こうゆう味です。」とは言えませんが
何が突出した個性なのか説明するのに非常に難しいです。

ロマネコンティのような、とんでもない超高額のワインを輩出する地区でもありますが
まさか、「ロマネコンティの味わいです」なんてふざけた事言えません。
しかしこの造り手に限らず、村名のヴォ―ヌロマネを味わう時にいつも思うのが
バランス良く色々な土地のキャラクターの要素が複雑に絡み合ってるイメージがあります。

芯の強さと生真面目さ、大人っぽい色気があると思えば、急に無邪気になったり等。。。
様々な表情を魅せてくれる小悪魔のようです。

男は大体こういう娘に騙されます。いや騙されたいとも思っています。
又、騙されても後悔はしません。自分にだけそうゆう表情を見せてくれていると信じています。
何の話か解らなくなってきましたが。。。

要はヴォ―ヌロマネっていう村はそれだけ「スペシャル」だと言う事です。
様々な魅力的な土壌の個性をバランス良く一人占めしている。(あくまで主観です)
全ての要素を色々な角度から感じ取りながら楽しめる。そんなワインじゃないでしょうか?
ロベールアルヌーの話からそれてしまいましたが、今日はこのへんにて。。。

                                      
田原





nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

Nec-Otium '09Vosne romanee Les Ch.. ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。