Cornas les Margelles '06 (Guyot) [フランス・その他]

101030_0418~01.JPG
本日のワインは初登場のローヌワインです。
ご近所様で、うちのカウンターでよく寝てしまうA様が会社の方と飲まれました。

このコルナスというワインですが、面積が非常に小さい区画でありまして
生産量も他のワインに比べて少量です。
ですがローヌを代表するワインとして
エルミタージュ、ヌフ・ド・パプ、コートロティ等と並ぶクオリティーを誇ります。

うちの店でも秋から冬にかけて、ローヌ地方のワインをよくお勧めしますが
ただ「寒いからちょっとポッテリした味わいの物」ではなく
やはりこの季節の食材とのマッチングは最高だと思います。
あくまで私の主観ですが
これほど食材とのマリアージュを明確かつ、シンプルに感じられる地方のワインは
他にあまり類をみないのではないでしょうか?

茸、栗、ベリー系のフルーツ、ジビエ、e.t.c...さんま。は、ないな!
この季節の野鳩や鹿、いわゆるジビエですが、森の中の木の実やらフルーツを沢山食べます。
ジビエをフルーツ系のソースで食べたりするのは、そういう意味です。

そして、この「ギュイヨ」のコルナスですが、シラー種100%から造られており
スパイシーな風味と上品な酸、ジューシーで凝縮した果実味を感じられます。
シラーの特性上、しっかりとブドウ樹を成長させるために、沢山の日照量が必要とされます。
そしてこのお日様のパワーにより得られた完熟ブドウから、旺盛な果実味が生まれます。
更に昼夜の寒暖差で美しい酸味をもたらし、バランスの良いワインが出来る訳です。

普段スーパー等でニューワールドのシラーを買って飲まれる方もいらっしゃるかと思いますが
もちろんそれのイメージとは別物です。
うちのお店でも、そのイメージで「シラーはチョッと苦手!」と言われる事が多々あります。
ですが、このローヌ地方のシラーやグルナッシュをお試し頂ければ、又印象も変わると思います。
(決してニューワールドのワインを否定している訳ではありません。)

秋から冬メニューに架けてローヌワインにマッチする料理を沢山ご用意しますのでお楽しみに!

                                      
                                       
田原
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

Vosne romanee Les Ch..Nuit-St Georges Les .. ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。