Perrir Jouer Belle Epoque blanc de blancs ’00 [シャンパン、スパークリング]

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本日のワインはシャンパーニュ。
ペリエジュエ・ベルエポック'02とそのトップキュベ、ブラン・ド・ブラン'00です。
常連様のZ様が新年会で会社の方と4名様で飲み比べされました。
今年は景気が上向くように、景気付けの意味を込めて開けて頂きました。
(ご馳走様でした)

このシャンパン「ベル・エポック」フランス語で「良き時代」という意味です。
まさにこの名の通り、20世紀初頭、アールヌーヴォーの芸術が最盛期の時代に
ガラス工芸作家、「エミール・ガレ」がデザインし、アネモネの花をモチーフに
エッジングボトルされた物です。

初めてこの瓶を見た時、何処か懐かしさというか、ノスタルジーを感じましたが、
(別に前世がどうとか全く興味ありませんよ!)
あとから聞いた話だと、この花は日本のアネモネの花をガレがデザインしたそうです。
だから日本人の心に響く物があるのでしょうね!
その後の第1次世界大戦でこのボトルは封印されてしまいますが
1964年にこのデザインの原本が見つかり、プレステージキュベ(ブラン・ド・ブラン)
と共に復活しました。

あまりの瓶の美しさに、当店でこのシャンパンを飲まれた方は、
殆んど全員と言っていいくらい、瓶をお持ち帰りなさいます。

まずはペリエ・ジュエ'02ですが、ピノノアール種とシャルドネ種が50%ずつのブレンドです。
泡立ちが鋭く、きめ細やかで、口に含むとブアッと爆発してからスーと消え、
繊細なハーブのアロマが余韻に続き、じんわりと心に浸透していく旨味があります。

そしてブラン・ド・ブラン(シャルドネ100%)ですが、麦わら色の黄金色からは
イメージ通りの、華やかで上品、フローラルな香が余韻を盛り上げます。
程よいキレと程よい厚み、この「程よさ」を表現するのは簡単なようで
実は一番難しい作業だと思います。

色々なタイプのシャンパンがありますが、
一言で言うならば、「均整の取れた、美しいシャンパーニュ」でしょうか?

この瓶に描かれたアネモネの花と、味わいとが、
これ程リンクするシャンパンは他にないのでは?



 
                                     田原                                    





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