Borgogne Pinot Noir Eleve en Futs Neufs 2009 (Maurise Gavignet) [グラスワイン]
本日ご紹介するワインは、
現在、グラスワインでご提供していますブルゴーニュ・ピノ・ノアールです。
造り手は「モーリス・ガヴィネ」
これは3年程前から出水商事さんから仕入れて毎年使っているワインですが
非常にコストパフォーマンスが高いです。
現在ワインを造っているのはまだ20代のアルノー氏。
インポーター曰く、非常に几帳面な正確で生真面目。
正にそれがワインに乗り移っているかのような味わいです。
うちの営業担当の芳賀君とは真逆の性格です。
本来、村名のニュイサンジョルジュを名乗れる畑から収穫されたブドウを使用。
(B級品レベルの物ではありません)
通常、ブルゴーニュ・ルージュのクラスではステンレスタンクを使う事が多いと思いますが
これは100%バリック(小樽)うち4分の1は贅沢に新樽を使用して7か月樽熟させます。
力強いアタックと瑞々しい果実の旨味、クリアな酸味とタンニンが旨く溶けこみ、
後から心地良い樽の香りが上がってきます。
お酒屋さんの試飲会でブルゴーニュ・ルージュを飲む機会が多々ありますが
酸っぱいだけの物、薄い物、何か入れてんじゃないの?みたいな甘い物e.t.c...
美味しい物もありますが、駄物に当たる事もしばしばです。
しかしモーリス・ガヴィネのワインは
このクラスのワインではあまり見る事が出来ない
バランスの良さと几帳面な質感、旨味の凝縮感を持ち合わせています。
ちなみにアルノー氏の曽祖父はかのDRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ)の
畑の栽培長をやってた「オレノ・ガヴィネ」です。
この方が後にこのドメーヌを創設しました。
「血は争えない」なんて言葉がありますが
DNAの素晴らしさを感じるピノ・ノアールです。
田原
2011-04-16 17:28
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