Chambolle Musigny 2007 (Arlaud Pere&Fils) [フランス・ブルゴーニュ]

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なんだ、かんだでもう6月。
1年の半分を終えようとしています。

慌ただしく毎日を過ごして、ブログの更新も多少サボリぎみですが
自分のペースで適当にやります。

そして昨日の金曜日、同じ時間帯に一気にお客様がいらっしゃって
席のご用意が出来きず、お食事して頂けなかったお客様には
本当に申し訳ございませんでした。
週末は来られる前にお電話一本頂けるとこちらも助かります。

さて、本日のワインはブルゴーニュのシャンボール・ミュジニー。
造り手は「アルロ」です。

昨日ご来店のお客様に飲んで頂きました。
この造り手の大ファンだと言う事で
お酒屋さんで買って色々な畑の物を飲まれているそうで
多分、僕らお店のスタッフよりもこの造り手の事を良く知ってらっしゃいます。

モレサンドニに本拠地を構えるドメーヌですが
「シプリアン・アルロー」がここを継いでからメキメキと評価を上げてきました。

個人的にもこの方の造るワインは、スケール感には欠けるものの
素朴で実直なスタイル、小難しくなく、シンプルに脳に訴えかける味わいです。

価格はメジャードメーヌにしては良心的で、コスパに優れていると思います。

うちのお店のリストにもう一アイテム。
この造り手の「ブルゴーニュ・ロンスヴィ」というのが定番であります。

これは昔、移民達が開拓した土地で、ジュブレ・シャンベルタンの中にあるにも関わらず
政治的な理由でブルゴーニュ・ルージュの扱いにされている悲しい逸話付きのワインです。
しかし味わいはしっかりと「ジュブレ・シャンベルタン」ですので
うちのお店では、「ジュブレ・シャンベルタン」としてお勧めしています。

そして今回のシャンボール・ミュジニーですが
文句なく素晴らしいです。
アタックから藤の花のような仄かに甘い香りに包まれ
キメの細かい旨味成分がじんわりと体に染み込んでいきます。
余韻は長く、あくまで優しく、美しい酸味が後味を締め、そして盛り上げます。
おばあちゃんの膝まくらのような、安らぎを憶えます。

ここに「複雑性」と「味わいの変化」が加われば無敵のドメーヌですね。。。
でもそうなると後1.2万はお値段が上がってくるのでこれはこれでいいのかな?

新進気鋭の「アルローワールド」お試し下さい!


田原
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