Sancerre Jadis 08 (Henri Bourgeois) [フランス・その他]

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本日のワインはロワール地方の白ワインです。
「サンセール・ジャディス」造り手は「アンリ・ブルジョア」
この季節に紹介するのにピッタリなワインです。

一昨日ご来店頂いた女性のお客様2名様が、カウンターで飲まれました。
お料理をア・ラ・カルトで8品注文され(かなり量多いです!)
ご注文されたのが魚介系の料理が多かったので
「すっきりした白ワインと一緒に」という事になりこのワインになりました。

サンセールという地区のワインで
赤ワインも多少造られますが、白ワインがメインの産地です。
このアンリ・ブルジョアは300年以上もこの地でワイン造りを続ける名ドメーヌです。
(最近ニュージーランドに土地を買いワイン造りを始めています。儲かったかな?)

ブドウ品種は殆んどの場合、ソーヴィニヨン・ブランと表記してあります。
この前行ったインポーターさんの試飲会でもそう表記してましたが
あくまで便宜上と言う事で
正確にはソーヴィニヨン・ロゼ種という品種から造られます。

ただし現在のワイン法では、このブドウを使うとサンセールと名乗る事が出来ません。
しかしこのドメーヌは法律が出来る前からこのブドウ品種を使っていますので
「植え替えをするまで」という条件付きでサンセールを名乗っています。

うちのお店の内装も現在の消防法では絶対に許可が下りませんが
今の法律が出来る前からあった為、「超過免除」という形で営業出来ています。
余談でした。

フランス語で「ジャディス」と言うのは「以前」と言う意味ですので
このいわくを皮肉ってこう名付けたのかな?

味わいは、酸味の際立った「ザ・サンセール」を連想すると裏切られます。
果実の凝縮感があり、しっかりとした厚みが口の中を支配し
それでいて、レモンやグレープフルーツ等の柑橘系のフレーバーがドスンとくる。
複雑性と爽快感が交互に押し寄せるような、非常に高レベルな味わいです。

今のお勧め料理でやってる「カンパチのグリル」や「小海老と夏野菜のサラダ」
とご一緒に召上られ
「バッチグー」頂きました。(古!年齢の予想つきます)

これからの季節、最高の白ワインです!お試しを!

(それにしても女性2人で8品は食べ過ぎです!)


田原


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