Vosne Romanee 1986 (Gros Frere et Soeur) [フランス・ブルゴーニュ]
お盆も終わり、そろそろ涼しくなればなーという今日この頃でございますが???
まだまだ暑さは続きそうですねー 水分補給沢山しましょう!
さて、本日のワインはブルゴーニュの赤ワイン、ヴォ―ヌ・ロマネです。
造り手は「グロ・フレール・エ・フィス」といいます。
日曜日にご来店された常連様に飲んで頂きました。
この王冠マークのラベルに見憶えのある方も多いのでは?
ヴォ―ヌ・ロマネの地を語る時に、このグロ一族の存在は外せないと思います。
1830年「アルフォンス・グロ」によって創立され
代々その一族によってこのヴォ―ヌ・ロマネを拠点に運営されています。
ここも畑の分割やら相続やらでかなり紛らわしいですが
「ドメーヌ・アンヌ・グロ」「ドメーヌA・F・グロ」「ドメーヌ・ミッシェル・グロ」
そしてこの「グロ・フレール・エ・フィス」が現在のグロ一族のドメーヌです。
全体的に地味な存在に見られがちですが、どのドメーヌも非常にクオリティーが高く
着々と評価を上げています。というかずっと昔から高評価と言ったほうが間違いないかな?
今回のこのヴォ―ヌ・ロマネは1986年ヴィンテージ。
25年もの歳月を経ていますので若干の枯れかけた感じはいなめませんが
それでもまだまだ甘美な果実の香りと、線の細ーい酸味が心地よい程度に残っていて
良い意味でのオールドヴィンテージワインの楽しみが詰まった物だと思います。
この方の村名のヴォ―ヌ・ロマネには、エシェゾーの若木からのブドウが混ざっている為か?
長熟に耐えられるだけのポテンシャルを秘めているとも言われています。
某ワイン漫画でこの逸話が登場したこの造り手のヴォ―ヌ・ロマネ2001年は
市場からあっという間に消えてしまったそうな。。。
漫画の力って凄いね!
漫画の力を借りずとも素晴らしい「グロ一族」のワインのご紹介でした。
次回は「グレイシー一族」のご紹介です。 嘘です!
田原
2011-08-16 18:01
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