Chateau Gabareste 2000

雨が降りそうで降らない気持ち悪い天気でございますが
今日から繭の1週間が始まります。頑張っていきます！

さて、本日のワインはボルドーの赤ワイン「シャトーガバレスト」です。
日曜日にご来店された常連様に飲んで頂きました。

色々なインポーターさんから、ボルドーのプチ・シャトーをご紹介頂きますが
なかなか「これいいじゃん！」というのに当たるのは数少ないです。
しかし久々に「いいの見つけ！」というのがこれでした。

ボルドーの右岸、フロンサックの北西にある「ヴェラック」という場所にあり
メルロー種にとって最高の粘土石灰質の土壌です。
と言う訳で勿論メルロー主体の90％で残りはカベルネ・ソーヴィニヨン5％
カベルネ・フラン5％から造られます。
2000年という素晴らしいヴィンテージも手伝い、完熟したジューシーな口当たりと
細やかなタンニンが綺麗に溶け込んでいて、甘く、ほろ苦い熟成香も感じられます。

最初グラスワインで使うつもりでしたから
抜栓して次の日まで置いて味見したところ
完全に味わいが落ちていましたので、ボトルで売る事に決めました。

しかしこれだけ世界中のワインが日本に入荷されているこの時代に
まあ次から次へとよく探してくるもんだなーと感心させられます。

6,7年前ですがワイン業界で「プチ・シャトーブーム」等といわれ
メジャーで高価なボルドーワインではなく
マイナーで生産量も少ないけどそこそこ美味しい物を
インポーターさんがこぞって探し回り、紹介していました。
しかし現実は厳しく
お値段と味わいのバランスが納得出来る物が多いとはいえませんでした。
（やっぱり美味しい物はメジャーになっちゃいますね！そして高くなります）

しかし近年はデフレのせいか？円高の影響か？総理大臣がコロコロ変わるからか？
コスパに優れた堀出し物がチョコチョコと出てきます。

私達ワインの仕事をしている物にとっても消費者にとっても非常にいい事です。

旨安ボルドー！（ネットショップみたいでチョットダサい？）

限定24本。早い者勝ちです！

田原