Chateau Palmer 2001 [フランス・ボルドー]

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あっという間に12月も1週間が過ぎ
毎年この時期になると「1年あっという間だねー」とお客さんに言ってるように思います。
あっという間に人生も終わるのかな?というネガティブな思考はヤメにして
年末頑張っていきます!

さて、本日ご紹介のワインはボルドーの赤ワイン「シャトーパルメ2001」です。
昨日ご来店されたご近所にお住まいのお客様に飲んで頂きました。

このワインはボルドーのマルゴー地区のワインで、格付けは第3級になります。
しかしヴィンテージによっては同じマルゴー地区の1級
「シャトーマルゴー」にも匹敵すると言われている素晴らしいワインです。

思わずジャケ買いしたくなるような威厳に満ちたシックでゴージャスなラベルですが
私達一般庶民にはそんなに気軽に買える値段でもありません。
(お客様に飲ませて頂くのが精一杯でございます。)

シャトーの歴史は非常に古く、1800年代初頭イギリス人「チャールズ・パルメ」氏
によってシャトーガスクというシャトーが買われ、自らの名前を付けたのが始まりです。
その後、銀行家によって買収されましたが
大恐慌により売りに出されイギリス人、オランダ人、フラン人等
複数のファミリーの手によって次々と運営をされてきました。
運が良かった事はどのファミリーもこの畑を手に入れると惜しみない資金を投じて
葡萄畑を丹念に創り上げ、品質の向上を目指してきた事です。
こうした長い年月の努力の結果、今日の素晴らしいテロワールが開花したと言われています
(インポーター資料抜粋)

そしてこのワインの特徴として、メルロー種の比率が高い事が挙げられます。
筋肉質で旺盛な果実の風味を持つ外向的なポムロールのような要素を持ちつつ
そのキャラクターにマルゴー特有の女性的なしなやかさと複雑性を合わせ持ち
更に粘性がありながらクリアで、深みと伸びを感じます。
又、10年の歳月を経てタンニンも程よく溶けこんでいます。
難しい年であった2001年において、各評論家からは
「素晴らしい成功例」として賞賛をあびた
まさに「グラン・ヴァン」に相応しい威風堂々のワインです。

マルゴーの雄「シャトーパルメ」
あっという間に飲み干してしまうワインのご紹介でした。


田原
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