Chambolle Musigny 76 Louis Latour [フランス・ブルゴーニュ]

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シャンボール ミュジニー 76 ルイ ラトゥール

1976年といえば

アップルコンピューターが設立され

「徹子の部屋」が放送開始され

井川遥さんが産まれた年です。
毎月VERYが気になります。


そして
ワインの世界では
伝説のパリ対決が有名です。

フランスワインVSカルフォルニアワイン  

アメリカ独立200年を記念して
パリで歴史的なワインの試飲会が行われました。
フランス人審査員によるこの試飲会で、
名だたるフランス・ワインが
当時はほとんど
無名のカリフォルニア・ワインに
白ワイン、赤ワインの
両部門で敗北を喫したです。


白ワイン
1位~10位

Château Montelena Chardonnay 1973 (132) 米  (カッコ内の数字は点数)
Meurault-Charmes 1973 / Roulot (126.5) 仏
Chalone Vineyards Chardonnay 1974 (121) 米
Spring Mountain Chardonnay 1973 (104) 米
Beaune Clos des Mouches 1973 / Joseph Drouhin (101) 仏
Freemark Abbey Chardonnay 1972 (100) 米
Batard-Montrachet 1973 / Ramonet-Prudhon (94) 仏
Puligny-Montrachet Les Pucelles 1972 / Leflaive (89) 仏
Veedercrest Chardonnay 1972 (88) 米
David Bruce Chardonnay 1973 (42) 米


赤ワイン
1位~10位

Stag‘s Leap Wine Cellars Cabernet Sauvignon 1973 (127.5) 米  (カッコ内の数字は点数)
Château Mouton-Rothschild 1970 (126) 仏
Château Haut-Brion 1970 (125.5) 仏
Château Montrose 1970 (122) 仏
Ridge Cabernet Sauvignon Monte Bello 1971 (105.5) 米
Château Leoville-Las-Cases 1971 (97) 仏
Mayacamas Cabernet Sauvignon 1971 (89.5) 米
Clos Du Val Cabernet Sauvignon 1972 (87.5) 米
Heitz Cellars Cabernet Sauvignon Martha’s Vineyard 1970 (84.5) 米
Freemark Abbey Cabernet Sauvignon 1969 (78) 米


色々な意見があるでしょうが
これからも語り継がれる歴史に残る1つの出来事です。
くわしく知りたい方は、
「パリスの審判」
という本なんかお勧めです。
またそれをモチーフにした映画
「ボトルドリーム、カルフォルニアワインの奇跡」
なんかも面白かったです。


さて
ルイ・ラトゥール社の創業は1797年。
ブルゴーニュで、家族経営を守り続けている
醸造家かつネゴシアン(ワイン仲介人)です。
その輝かしい歴史の源流は、
17世紀に始まり,
1731年にはブルゴーニュ地方の中心コート・ド・ボーヌに
ぶどう畑を所有していたそうです。
そしてラトゥール家は、
1768年にアロース・コルトン村に移住。
以来50haに及ぶグラン・クリュ/プルミエ・クリュ村名畑を所有、
このうち、
コート・ドール最大のグラン・クリュの畑を28.63ha所有しています。
1890年からはシャトー・コルトン・グランセでの醸造を開始し、
常に豊富なラインナップを確立してきました。

また成功への大きな契機となったのは、
4代目当主による大胆な改革でした。
19世紀後半、彼はヨーロッパのぶどう畑が
フィロキセラ(畑を食い荒らす害虫)で壊滅状態になった際、
従来のピノ・ノワール種に替え、
コルトンの丘にそれまで誰も想像さえしなかった、
シャルドネ種の苗木を植樹し、
後にブルゴーニュの2大白ワインのひとつと謳われた
「コルトン・シャルルマーニュ」を誕生させたのです。
こうした努力と成功を経て、
ルイ・ラトゥールは
現在、コート・ドール最大規模のグラン・クリュ(特級畑)を所有する
ブルゴーニュ屈指の作り手にまで成長を遂げています。

そんな作り手の36年たったワインが、
とても静かに微笑んでくれます。
香りは、赤いベリーにバラやオレンジの皮
そして熟成からの腐葉土などなど
口当たりはどこまでも澄み切っていて美しく優雅でいて
角のない優しい果実味とタンニンが
体の隅々にまで広がっていくようです。





丹羽








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