Chateau Belle Vue 2004 [フランス・ボルドー]

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言われなくても分かっていると思いますが、今日は金曜日!
有難い事に早い時間はご予約で満席になっております。
この時間にうちのブログを観ている暇な方はいないとは思いますが
ご来店される方は事前にお電話頂けると幸いです。

さて、本日のワインはボルドーの赤ワイン「シャトーベルヴュー2004」です。
昨日ご来店のお客様に飲んで頂きました。

「旨安ボルドー!」という安っぽい見出しから始めます。
去年末のヴィノラムさんの試飲会で見つけ、押し売りされました。(嘘です!)

このワインはマルゴーに隣接するオーメドック地区のワインになります。
どうしても「マルゴー」というと高価に感じ
「オーメドック」というと安価なイメージになります。
(実際イメージ通りといえばイメージ通りですが。。。)
しかしコスパに優れたワインが沢山存在するのがこのオーメドック地区でもあります。

カベルネ・ソーヴィニヨン種、メルロ種が主体で
プチ・ヴェルドが20%前後ブレンドされているのが特徴的で
旺盛な果実味と滑らかな口当たり、引き締まったタンニンが心地よい緊張感をもたらし
伸びやかで余韻に感じるスパイスの風味が印象的です。
カジュアルに楽しめる価格の物ではかなりのコスパがあると思います。

今のメニューでやっている「鴨のコンフィと白インゲン豆のカスレ」との相性抜群です!
カスレという料理はもともと鍋(キャセロール)が語源で
平たい陶器の鍋(カスレ鍋)の中に食材を入れて
水分が無くなるぐらいまで煮込み、香ばしい色が付いたグラタン状の料理の事です。
ですから地方によって中に入れる食材が様々ですが
基本的にこのカスレ鍋で煮込んだ料理の総称をカスレと呼びます。
一般的には鴨のコンフィや豚肉、ソーセージ、仔羊もあります。
白インゲン豆とトマトはどのパターンにも入ってるように思います。

南西地方のトゥールーズやカルカッソンヌが発祥と言われている料理で
この地区のワインと合わせるのが一般的とされていますが
個人的には南西ワインの強烈なタンニンと深い果実味より
ボルドーワインの上品で伸びやかな重たさのほうがマッチするように思います。

「カスレとシャトーベルヴュー」是非お試し下さい!

10ケース仕入れたので沢山飲んでね!


田原






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