Hermitage2004(Jean Louis Chave) [フランス・その他]

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今日は金曜日!ご予約も沢山頂いております。
張り切っていきます!

さて、本日のワインはローヌ地方の赤ワイン「エルミタージュ」です。
造り手は「ジャン・ルイ・シャーブ」
昨日ご来店のお客様に飲んで頂きました。

言わずと知れたローヌの天才醸造家ですが
とにかくお値段が高くなりました。
値が戻ったとはいえまだまだ円高が続いているのにも関わらず
人気ワインの価格上昇は天井がありません。
これは出水商事さんというインポーターさんから仕入れているワインですが
5.6年前だったらもう3000円くらい安く仕入れられていたように記憶します。

このエルミタージュは、ローヌ・アルプ地方というローヌ河沿いで
フランスの南東部に位置します。
紀元前600年頃からワイン造りが行われていたと言われている歴史ある地方で
エルミタージュはローヌ河の左岸に位置します。

エルミタージュと一言で言っても様々な特徴の大地から形成されており
花崗岩、黄土、粘土、石灰、など地質が多種多様な為
育つブドウも様々な個性を伴います。

ジャン・ルイ・シャーブは9つの畑をエルミタージュに所有しており
大手ネゴシアンの「シャプティエ」が其々な畑の個性を尊重して
畑毎に畑名を付けてワインをリリースするのに対し

シャーブは、其々の畑のワインを造ってからブレンドしてリリースします。
これにより9つの違った個性を持つ畑から
濃厚さ、果実味、しなやかさ、酸味、気品等々。。。

個々の違った楽器が音を奏で、ハーモニーとなるが如く
調和のとれた、スケール感のあるオーケストラが演奏する
「エルミタージュ」という一曲を完成させます。

と、たまにはちょっとカッコ付けなコメントもしてみます。。。

最後に前当主「ジェラール・シャーブ」の言葉です(インポーター資料抜粋)

「近代的な設備によってワインの味わいが操作されている昨今のワイン事情を
非常に残念に思う。ワイン造りにおいて最も重要なポイントは市場でウケるワインを造る
のではなく、自分が信じる味わいに常に忠実である事。そしてこれが出来るのは
我々のような小さな家族経営の造り手に与えられた特権である。」

飲みたくなった方は飲んでみましょう!


田原
 



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