Nuit Saint Georges 01 (Paul Misset) [フランス・ブルゴーニュ]

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非常に気持ちの良い爽やかな日々が続いておりますなーー。
少しずつ色付いた表参道の銀杏並木や、金木犀の香りが秋の深まりを感じさせます。

そして今週の土曜日、10月11日。
私ども渋谷区の神山商店街でワインを取り扱っている飲食店10数店で
「神山町ワインフェス」というワインのイベントを開催致します。
「神山町をもっと知ってもらおう!」というコンセプトで
シダックスさん主催の元、チャリティーイベントと共同で行われます。

私がこの「ワインバー繭」をリニューアルしたのが今から約10年前
その当時この辺は、昔ながらのお蕎麦屋さんや布団屋さん、豆腐屋さん等
下町情緒満載で、渋谷の繁華街に抜ける為のタクシー通り。と言った感じでしたが
ここ数年でお洒落なお店がどんどん出店し
現在では「裏渋谷」や「渋谷ワインストリート」等々
メディアで頻繁に取り上げられる、大人のお洒落スポットとなりました。
個人的には昔の街並みが好きでしたが、新と旧が上手く融合する街になれば良いと思います。

しかしながら、今回のイベントの詳細を未だ詳しく把握出来ておらず(笑)
今週末なのに?大丈夫かな?
お時間のある方はとりあえずどうぞ!

さて、本日ご紹介のワインはブルゴーニュの赤ワイン「ニュイサンジョルジュ 2001」
造り手は「ポール・ミセ」です。
昨日ご来店頂いたお客様に飲んで頂きました。

この造り手のワインは結構バックヴィンテージが出回ります。
大手ネゴシアンの「パスカル社」が畑を所有しているらしく
その為か?蔵からのストックが少しずつ出てくるようです。
小さなドメーヌだと、造ったワインを早くお金に換えて運転資金にするのが常ですから
造ったワインをストック出来る。というのは、まさに資本のある大手にしか出来ない事です。
そのおかげで私達も貴重なバックヴィンテージを売って貰える。という事です。

味わいですが、ネゴシアン物とはいえ素晴らしい熟成をしています。
グロゼイユ等、赤系果実の香りとしなやかで潤いのある果実味。
丸みのあるソフトなタッチでありながら、しっかりとしたタンニンと酸味が
はっきりとした味の構造の輪郭を、より鮮明に浮き彫りにさせます。
一般的に男性的なワインと言われる事が多いこのニュイサンジョルジュ村のワインですが
13年もの熟成期間を経ると、ゴツゴツした筋肉質な男性的なニュアンスは無く
むしろ、しなやかでグラマーな女性的な印象を持たせます。

熟成ブルゴーニュの楽しみがしっかりと詰まったワインだと思います。

機会があればお試し下さい!


田原


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