Romanee St-vivant '82 DRC=Domine de la Romanee Conti [フランス・ブルゴーニュ]
ロマネ・サン・ヴィヴァン82ドメーヌ・ドゥ・ラ・ロマネ・コンティ
DRCは、ロマネ・コンティを単独所有する
世界中のワイン愛好家達の憧れです。
ルイ15世の宰相コンティ公が所有するに至ってこの名となった。
ドメーヌはド・ヴィレーヌ家とルロワ家によって運営されている。
1992年1月1日まで、ルロワ家の代表はマダム・ビーズ・ルロワだった。
マダムの姉、ポリーヌ・ロックの長男が後任となったが、
直後に自動車事故で命を落とし、弟のアンリ・フレデリック・ロックが
共同経営の一翼を担うことになった。
醸造責任者には父の跡を継いでベルナール・ノブレがその任に就き、
ドメーヌの伝統に忠実なワイン造りにあたっている。
ワインは全て100%新樽で熟成される。
エチッケトのLEROY,マダム・ビーズ・ルロワは
かつてドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ(DRC)の共同経営権と
アメリカ、イギリス以外の国にDRC社のワインを輸出する権利を有していたが、
1992年に実姉のポーリーヌ・ロック=ルロワの議決権によってDRC社の共同代表取締役
を解任されている。
ロマネ・サン・ヴィヴァンは1790年以降、ブルゴーニュの大地主である
マレ・モンジュ家(Marey-Monge)が全区画を所持していました。
以後、少しずつ切り売りされたわけですが、子孫のネラン家は1988年まで
全9.4haの半分以上にあたる5.3haを維持し、DRCはその区画を借りて
ワインを造っていました。同家はフランスにおける高額な相続税のため、
その区画さえ手放すこととなり、1988年、長期間の賃貸契約を結んでいた
DRCが買取ることとなります。DRCはマレ・モンジュ家に敬意をはらい、
ロマネ・サン・ヴィヴァンのエチケットに「Marey-Monge」の名を残しています。
畑はロマネ・コンティの東隣で、5.28haから年間約1500ケース生産され
ロマネ・コンティは、1.8haから年間約450ケース生産といわれてます。
先日M様が、お開けになり忘年会ということで
スタッフ全員1杯ずついただきました。
あまりの香りの素晴らしさに鳥肌がたち
あまりのうま味のかたまりに全身ふるえ
顔全体、香りとうま味のベールに包まれ夢心地でした。
翌朝、起きた時もまだ鼻孔をくすぐられているようでニヤけてしまいました。
貴重な経験をさせていただき
M様ありがとうございました。
丹羽
2010-12-23 14:02
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