Corton Charlemagne '04 (Bonneau Martray) [フランス・ブルゴーニュ]

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今日はポカポカ陽気で気持ちいいですねー
でも、起きるのが遅くて洗濯できなかったのが残念です。

さて、本日のワインはブルゴーニュの白ワイン、コルトン・シャルルマーニュです。
初めてご来店のお客様2名様に飲んで頂きました。

以前このブログでも少しお話した事がありますけれど、10年程前のお話ですが
フランスのレストランで働いていた頃、日本から友達が旅行で遊びに来まして

「コルトンの丘を見てみたい」「じゃあ見に行こう」と言う事になり
ボーヌという街からタクシーで行ったんですが、「コルトンまで行って!」と言ったら
運転手にけげんな顔をされまして「何が変なんだろう?」と二人で話しているうちに到着!

写真を撮ったり、ブドウを食べたり(良い子はマネしてはいけませんよ!)
大はしゃぎした後、ビストロでご飯を食べて帰ろうと言う事になり
お店を探したんですが1軒もありません。(ブドウ畑の中で商売する人いる訳ないよね!)
(でもジュブレ・シャンベルタンの真ん中にはあるんですよ!)

この時初めてタクシーの運ちゃんの「あんな所、何しにいくの?」
という顔の意味が解りました。

しょうがないからタクシーの拾える所まで歩いて向かいだしたその時
1匹のシェパードが登場!
僕らの前を先導するように歩きはじめました。僕らは彼の事を「コルトン」と名付け
彼の後を遊びながら着いて行き、国道まで案内してもらいました。
結局タクシーには乗らず、そこから約3.4時間歩いてボーヌの街まで歩いて帰り
その後、街で買ってホテルで食べたローストチキンは最高でした。

さて長ーい前置きでしたが、まだ寝ないでくださいね!これからが本題ですよ。
この「コルトン・シャルルマーニュ」といえば「ボノード・マルトレイ」が僕は大好きです。

とにかく厚みのある味わいで、「飲む」というより、「食べる」って感じのワインです。
そしてこの香りはなんて表現すればいいでしょう?「華麗」とでも言いましょうか?
豊富なミネラルと、癒される質感、最初重たい印象を持ちますが
後口は驚く程スッキリしていて、クリーミーなムースを想わせる
厚みを感じて、スーと消える。そんな心地良さです。

この日残念な事にご用意はありませんでしたが
エビを使ったクリーム系料理が絶対合うと思います。(書いてるだけでヨダレがでます)

バランスの良い艶やかな大人の色気を漂わせる、飯島直子さんのようなワインでした。

コルトン元気かなー?


                                    
田原





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