Henriot Brut Millesime 1995 [シャンパン、スパークリング]

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本日はシャンパーニュのご紹介です。
先週の深夜、VIPのT様に飲んで頂きました。

「アンリオ・ブリュット・ミレジメ1995」です。
1800年代初頭からシャンパンを造り続けている歴史あるメーカーで
現在も先代から引き継いだ一族でクオリティーの高い物をリリースし続けています。

16年の熟成期間を経ていまして
色合いは濃いめの黄色とまで言っても大げさじゃないでしょう。
モカを想わせる奥深く眠りを誘うような魅惑的な香りが印象的で

ピノ・ノアールとシャルドネがほぼ同じくらいの比率で造られており
ピノ・ムニエ種は一切使用しません。
シャルドネ100%で造られるブラン・ド・ブランの熟成したシャンパンよりも
濃密で骨格のしっかりした印象をもちます。

しかしシャルドネ種独特の快活さも感じる為
味わいのメリハリもしっかりとしていて
こなれた酸味と上品な泡のアタックが心地良い余韻をもたらします。

シャンパンの古酒(60年代から80年代ぐらいの物)を沢山扱っている業者さんがありますが
まさに「キワモノ」とでもいいましょうか?

ポテンシャルのあるシャンパンが良い状態で熟成するから美味しいのであって
ただ古けりゃいいのではありません!
それをはき違えて、「面白み」だけで売ってるアホなインポーターと話てると
頭が痛くなる事がしばしばあります。

人間と一緒で、若いうちからしっかりと自分を磨いている人
(エステに行くとかではなく、内面的な人間力の事です)

年をとるにつれ視野が広がり、凝り固まらず、魅力的な人となりますが
その逆の人は「若さのおかげで魅力的」であって
年をとると、意固地で考えの凝り固まった人が多いように思います。

「年の取り方」を考えさせられるシャンパンのお話でした。


田原



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こっとん

こんばんは☆気になり、拝見させていただきました☆またブログ更新楽しみにしてますね(*^_^*)

by こっとん (2011-05-14 01:24) 

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