Bienvenues Batard Montrachet 1998 (Henri Clerc) [フランス・ブルゴーニュ]

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日曜日の極真空手世界大会。素晴らしい戦いの連続でした!
日本人選手は残念でしたが、テイシェイラの2連覇という大方の予想を覆し
若干20歳のロシア人、ニコラシビリが優勝しました。
感動的だったのがこの決勝戦の主審がテイシェイラの師匠、磯部師範。
最後のジャッジでニコラシビリに手を挙げたのには脱帽でございます。
久しぶりに観た松井館長も格好良かったです!

さて、本日のワインはブルゴーニュの白ワイン
ビアンヴィニュ・バタール・モンラッシェです。
造り手は「アンリ・クレール」
日曜日に初めてご来店頂いたお客様に飲んで頂きました。

この造り手のワインは何故か?古酒が結構出回ります。
ワインは古ければ良い訳ではありません。
良い保管状態で熟成を経てこそ、美味しく楽しめる物です。
又、長期熟成に耐えられるだけのポテンシャルを秘めたワインでなければ
ただの古いワインとなり、飲んでも美味しいとは言えません。
スーパーの棚にあるデイリーなワインを10年寝かせても味わいが死んでしまうだけです。

という前置きで、この「ビアンヴィニュ・バタール・モンラッシェ」というのは
5つあるモンラッシェの特級畑の中の1つで、ピュリニー・モンラッシェ村にある区画です。
非常に力強い質感ですが、比較的熟成も早く、若いヴィンテージから楽しめるのも特徴です。
「ラモネ」「ポール・ぺルノ」「ルフレーブ」等々数々の名ドメーヌが軒を連ねる地区で
お値段も少々お高めになります。

先週、うちの常連様が西麻布にある某有名ワインバーに食事に行かれたそうですが
ドメーヌ・ルフレーブの1982年バタール・モンラッシェを飲まれたそうで
「あれ凄く美味かったよ!」とおっしゃってましたが。。。当たり前です!

僕もいつの日かこんなワインを気軽にお店で飲める身分になりたいものです。
(多分無理ですが。。。)

そしてこの造り手「アンリ・クレール」
他のビックネームに比べるとかなりお安く入荷できましてコスパに優れていると思います。

10年以上の熟成を経ていまして
「フレッシュ果実」とは言えませんが
ジューシーで瑞々しいニュアンスはしっかりとしていて
フローラルな香りと構造の複雑性を感じる奥深いアタックと
綺麗な黄金色、鰹の出汁のような旨味成分の詰まった味わいに満ちています。
癒されるような、包み込まれるような。。。
そして特質すべきは、クリアでシャープな酸味が後味をキュッと締めてくれる所です。

現役時代の松井館長の、キレのある上段後ろ回し蹴りを彷彿させる
アンリ・クレールの「ビアンヴィニュ・バタール・モンラッシェ」でした。


田原


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