Chassagne Montrachet 1er Cru Caillerets 07(Morey Coffinet) [フランス・ブルゴーニュ]

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冷たい雨のせいか?
キャンセルが3件も入りましたが、めげずに今日も頑張っていきます!

さて、本日のワインはブルゴーニュの白ワイン「シャサーニュ・モンラッシェ・カイユレ」
造り手は「モレ・コフィネ」です。

昨日ご来店されたお客様に飲んで頂きました。

この造り手のワインは、以前このブログでも赤ワインを紹介したと思いますが
何度もブログで登場する「モレ一族」のワインです。

今やシャサーニュ・モンラッシェにおいて牽引的な存在といってもいい
「ジャン・マルク・モレ」の従兄弟にあたります。
ちなみにこの「ジャン・マルク・モレ」の「ポマール」は
うちのお店でもかなり前からオンリストしていますが鳥肌物です!
でもこれも昨日最後の1本が売れて無くなりました。

そしてこの「モレ・コフィネ」ですが
1980年代から相続を始め1990年から元詰めをスタートしたそうです。

このワインのインポーターさんから聞いた話ですが
このドメーヌのワインに新たなアクセントをもたらしたのは
息子ティボー(現在醸造長)がドメーヌのワイン造りに参加したからだそうです。

オーソドックスな昔ながらの基本的な自然農法に加え、斬新な発想を取り入れ
まさに「新旧が一体となったワイン」だと多少大げさな説明をされましたが。。。

しかし飲んでみるとそれが良く分かります。
「10年以上熟成させてから飲んで下さい」という白ワインとは対極で
果実の瑞々しさとフレッシュ感に重きをおいた味わいです。
更に1級畑「カイユレ」の石灰質からくる豊富なミネラル感を存分に楽しめます。

クラッシックな「核」の部分を感じさせつつ、味わのニュアンスはあくまでモダン。
テロワールの本質を見事に表現しつつ、無骨さは無く、垢抜けたフィニッシュ。

感じた事を偉そうに書くのは簡単ですが、この味わいを造るのは大変な事だと思います。
なんでもこのティボー氏はピアニストという一面も持っているそうで
理論ではなく感性でワインを造っているのかな?とも思わせる味わいです。

名門「モレ一族」の新星「モレ・コフィネ」

試す価値あり!です。


田原

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